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バレンタイン2022!話題の新ブランド&人気ブランドのおすすめチョコレート5選

笹木理恵フードライター
2021年初登場ブランドの「SNOWS」から、新商品が登場 ※画像提供/COC

2022年も、バレンタインシーズンがやってきました。自分用の「ご褒美チョコ」に加え、お世話になった方への「世話チョコ」や、子供と一緒に手づくりを楽しむ「家族チョコ」、オンラインイベントなど、バレンタインの過ごし方はコロナ禍でますます多様化しています。さらにチョコレートそのものも、焼き菓子や生菓子も含めてバラエティ豊かに進化し、さらにそれらをオンラインで購入できる機会も増え、おうちで楽しむバレンタインもさらに充実しそうです。たくさんのチョコレートのなかから、新しいブランドや、今年話題になりそうなアイテムを紹介します。

【バニラビーンズ】希少な「ホワイトカカオ」のチョコレートが登場!

希少な「ホワイトカカオ」 ※画像提供/バニラビーンズ
希少な「ホワイトカカオ」 ※画像提供/バニラビーンズ

「ショーコラ」などで知られる横浜「バニラビーンズ」では、希少なホワイトカカオを使った商品が登場。「ホワイトカカオ」とは、通常は紫色であるカカオの種子が白いカカオのこと。世界的にも収穫量が少なく希少なため「幻のカカオ」と呼ばれているそうです。

「トリュフショコラ・ホワイトカカオ74%」(5個入・2700円)。1月27日(木)~なくなり次第終了※画像提供/バニラビーンズ
「トリュフショコラ・ホワイトカカオ74%」(5個入・2700円)。1月27日(木)~なくなり次第終了※画像提供/バニラビーンズ

そんな希少なホワイトカカオを使用した「トリュフショコラ・ホワイトカカオ74%」(5個入・2700円/アルコール分4.6%)は、ヘーゼルナッツのお酒「フランジェリコ」と合わせ、洋酒がやさしく香る大人の味わいです。「バニラビーンズ」の看板スイーツである「ショーコラ」にも、ホワイトカカオを使用したアソートが登場しています。

左から、「エクアドルホワイト」、「ガーナホワイト」、「インドネシアホワイト」(1枚540円)。1月27日(木)~なくなり次第終了 ※画像提供/バニラビーンズ
左から、「エクアドルホワイト」、「ガーナホワイト」、「インドネシアホワイト」(1枚540円)。1月27日(木)~なくなり次第終了 ※画像提供/バニラビーンズ

また「バニラビーンズ」では近年、自社でカカオバターを抽出して作る自家製のホワイトチョコレートに力を入れており、今年も産地別ホワイトチョコレートのタブレットが登場。カカオバターから手作りする「Bean to Bar」のホワイトチョコレートは、今後も増えていきそうな予感です。

【SNOWS】北海道発!話題の冬季限定ブランドに、新商品が続々

看板商品の「スノーサンド」。バレンタイン限定の特別なデザイン缶(白と黒各3個入・1485円)も登場 ※画像提供/COC
看板商品の「スノーサンド」。バレンタイン限定の特別なデザイン缶(白と黒各3個入・1485円)も登場 ※画像提供/COC

"北海道からやってくる冬季限定のお菓子"をコンセプトに、きのとやグループが手掛ける冬季限定のお菓子ブランド「SNOWS(スノー)」。看板商品の「スノーサンド」は、冬にとれる風味豊かで濃厚な放牧牛乳を使った生チョコレートを、北海道産素材を使ったラングドシャで挟み焼きした新食感の生チョコレートサンドクッキー。2021年1~3月に初登場し、2ヶ月で約50万枚を売り上げた話題のブランドです。

「森ノ木」(10個入1080円)。オリジナルデザインのサーモボトルやポーチとのセット販売も ※画像提供/COC
「森ノ木」(10個入1080円)。オリジナルデザインのサーモボトルやポーチとのセット販売も ※画像提供/COC

2度目の冬となる2022年度は、「スノーサンド」以外にも冬の北海道にこだわった新たな商品を取り揃え、3アイテムをラインナップ。ミルクチョコレートに香り豊かなパイ生地を閉じ込めた「森ノ木」と、しっとりとした生地を繊細なマカロン生地で包んだザクザク食感のマカロンバームクーヘン「森ノ幹」を新たに展開しています。

「スノーボール」(9個入1377円)。バレンタインにふさわしい、ジュエリーケースのようなパッケージも魅力 ※画像提供/COC
「スノーボール」(9個入1377円)。バレンタインにふさわしい、ジュエリーケースのようなパッケージも魅力 ※画像提供/COC

さらに!バレンタインシーズン限定で、新作の「スノーボール」も発売に。北海道産生クリームを生チョコレートでコーティングした“生トリュフチョコレート”で、なめらかでやさしい口どけが持ち味。出来立てを冷凍しているので、素材のフレッシュな味わいが閉じ込められていて、解凍度合いによって味の変化も楽しめます。

【メゾンカカオ】11種類のアロマチョコレートで、心躍る新体験を

北海道産のキングメルティという、アロマのような香り高さをもつ希少品種を使用した「アロマ生チョコレートMAGNIFIQUE(メロン)」(2808円) ※画像提供/メゾンカカオ
北海道産のキングメルティという、アロマのような香り高さをもつ希少品種を使用した「アロマ生チョコレートMAGNIFIQUE(メロン)」(2808円) ※画像提供/メゾンカカオ

「人生を豊かにするチョコレート」をコンセプトに掲げる、鎌倉発のアロマ生チョコレートブランド「MAISON CACAO(メゾンカカオ)」。2022年のコレクション「APPLAUSE」では、アロマ生チョコレート11種が登場しています。シグネチャーとなっている「マスカット」も、2022年はさらにパワーアップした味わいに。2年越しで完成した「メロン」や、山形県産の佐藤錦を使った「さくらんぼ」、千葉県産の落花生「Qなっつ」を使った「落花生」など、厳選した素材を使ったフレーバーが揃います。

ウイスキーの香りや余韻の深さを楽しめる、オトナのチョコレート ※画像提供/メゾンカカオ
ウイスキーの香りや余韻の深さを楽しめる、オトナのチョコレート ※画像提供/メゾンカカオ

お酒が好きな方への贈り物におすすめなのが、サントリーウイスキーとのコラボ商品。「サントリーシングルモルトウイスキー山崎」の伝統を表現した「アロマ生チョコレート MAISON LEGACY(メゾンレガシー)」と、「サントリーウイスキー響 JAPANESE HARMONY」のブレンド技術を表現した「アロマ生チョコレート MAISON ARTISAN(メゾンアルティザン)」の2品(各3456円)が、各日、店舗限定・数量限定で登場しています。

11種それぞれのコンセプトで作られている、書家の中塚翠涛氏が手掛けたパッケージデザインや、大岡陽子氏の詩にも、ぜひ着目してみてください。

【メリーチョコレート】レトロかわいさで今年も話題!「はじけるキャンディチョコレート。」

「メリーチョコレート はじけるキャンディチョコレート(バレンタイン) アソートメント缶」(税込1944円)※画像提供/メリーチョコレート
「メリーチョコレート はじけるキャンディチョコレート(バレンタイン) アソートメント缶」(税込1944円)※画像提供/メリーチョコレート

様々なコンセプトのブランドを展開しているメリーチョコレート。昨年のバレンタインで、レトロかわいいデザインが好評を博した『はじけるキャンディチョコレート。』が2022年も登場。新フレーバーのホワイトソーダ味のほか、メロンクリームソーダやレモンスカッシュなど6種類。すべてのフレーバーが味わえるアソートメント缶にも、新デザインのピンクの缶が登場しています。

【カカオロジー】「Bean to Bar」の濃厚カカオスイーツの新ブランド

「プルミエール・ベネズエラ」(4個入4500円)。は2月1日〜28日の期間限定販売 ※画像提供/新世
「プルミエール・ベネズエラ」(4個入4500円)。は2月1日〜28日の期間限定販売 ※画像提供/新世

2021年10月に誕生した、Bean to Barのチョコレートブランド「CACAOLOGY(カカオロジー)」。看板スイーツの「カカオクリュ」は、自社工房で焙煎した産地別のカカオ豆で作る、新感覚のチョコレートデザート。パリッとしたカカオニブのチョコプレート、濃厚なカカオソース、なめらかなカカオクリュの3層構造になっていて、食べる温度によって、濃厚なアイスからプリン、ムースのように食感が変化するのも魅力です。

ブランド初となる2022年のバレンタインは、ベネズエラ産カカオを使った新作の「プルミエール・ベネズエラ」が登場。クリュ生地、チョコレートのムースとソース、プレート、カカオニブのすべての層にベネズエラ産カカオを使用。センターにしのばせたブラジル産カカオパルプもポイントです。通販のみの展開なので、自分へのご褒美はもちろん、遠く離れた方への贈り物にもおすすめです。

フードライター

飲食業界専門誌の編集を経て、2007年にフードライターとして独立。専門誌編集で培った経験を活かし、和・洋・中・スイーツ・パン・ラーメンなど業種業態を問わず、食のプロたちを取材し続けています。共著に「まんぷく横浜」(メディアファクトリー)。

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