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「花園」こと全国高校ラグビー出場55校が決定!記念枠は東海大相模、京都成章、広島工、筑紫の4校

斉藤健仁スポーツライター
昨年度は東福岡が優勝。今年度はどこが優勝するか?(撮影:斉藤健仁)

第95回全国高校ラグビー大会(12月27日~来年1月11日・東大阪市花園ラグビー場)の都道府県予選が11月23日に終了、出場55校のうち記念枠4を除く51校が出そろった。そして11月24日、各ブロックから推薦された記念枠4校が大会実行委員会の選考委員会で決定し、「花園」に出場する55校が決まった。

◆記念枠4校

中国ブロックは各県の準優勝チーム同士が対戦し、広島工が推薦枠を得ていた。関東(東京都を除く)、近畿(大阪都を除く)、九州ブロックは各都府県の準優勝チームから、下記の3チームが推薦によって決定した。

関東:東海大相模(25年ぶり8回目)

近畿:京都成章(2年連続8回目)

中国:広島工(9年ぶり32回目)

九州:筑紫(24年ぶり5回目)

※選考基準

地方予選決勝において、強豪校に僅差で敗れ全国大会に出場できない高校に出場機会を与えることを目的に、全校大会で過去10年間にベスト4に入りの実績を持つ高校が所属するブロック(関東・近畿・中国・九州ブロック)に各1校出場枠を増枠する。増枠する都道府県については、各ブロックの高等学校体育連盟ラグビー専門部門が決定する。複数校出場する都道府県(つまり東京都や大阪府)は対象外とする。

◆花園出場残り55校

※○はシード校、今大会はA・Bシードの区別なし

◇北海道

北北海道代表:遠軽(2年ぶり10回目)

南北海道代表:函館ラ・サール(初出場)

◇東北

青森県代表:青森北(5年連続17回目)

岩手県代表:黒沢尻工(4年ぶり27回目)

宮城県代表:仙台育英(20年連続22回目)

秋田県代表:秋田中央(2年連続10回目)

山形県代表:山形南(初出場)

福島県代表 :郡山北工(初出場)

◇関東

茨城県代表:茗溪学園(4年連続21回目)

栃木県代表:國學院栃木(16年連続21回目)○

群馬県代表: 明和県央(3年連続6回目)

埼玉県代表:深谷(2年連続8回目)

千葉県代表:流通経済大柏(21年連続23回目)○

東京都第1代表:國學院久我山(2年連続40回目)○

東京都第2代表:東京朝鮮(初出場)

神奈川県代表:桐蔭学園(2年ぶり14回目)○

山梨県代表:日川(10年連続45回目)

記念枠:東海大相模(25年ぶり8回目)

◇中部

新潟県代表:新潟工(12年連続40回目)

富山県代表:魚津工(35年ぶり2回目)

石川県代表:日本航空石川(11年連続11回目)

福井県代表:若狭(2年ぶり10回目)

長野県代表:岡谷工(4年連続28回目)

岐阜県代表:関商工(5年連続36回目)

静岡県代表:静岡聖光学院(2年連続4回目)

愛知県代表:春日丘(3年連続5回目)

三重県代表:朝明(4年連続6回目)

◇近畿

滋賀県代表:光泉(5年連続7回目)

京都府代表:伏見工(3年ぶり20回目)

大阪府第1代表:東海大仰星(3年連続16回目)○

大阪府第2代表:大阪桐蔭(4年連続10回目)○

大阪府第3代表:常翔学園(3年ぶり34回目)○

兵庫県代表:関西学院(4年ぶり6回目)

奈良県代表:天理(2年ぶり62回目)

和歌山県代表:和歌山工(3年ぶり21回目)

記念枠:京都成章(2年連続8回目)

◇中国

鳥取県代表:倉吉北(3年連続3回目)

島根県代表:石見智翠館(25年連続25回目)○

岡山県代表:津山工(2年連続24回目)

広島県代表:尾道(9年連続10回目)

山口県代表:萩商工(2年連続21回目)

記念枠:広島工(9年ぶり32回目)

◇四国

徳島県代表:つるぎ(3年ぶり24回目)

香川県代表:高松北(2年連続10回目)

愛媛県代表:北条(2年連続5回目)

高知県代表:土佐塾(4年連続15回目)

◇九州・沖縄

福岡県代表:東福岡(16年連続26回目)○

佐賀県代表:佐賀工(34年連続44回目)

長崎県代表:長崎北陽台(2年連続15回目)

熊本県代表:荒尾・岱志(2年連続8回目)

大分県代表:大分舞鶴(30年連続54回目)

宮崎県代表: 高鍋(5年連続23回目)

鹿児島県代表:鹿児島実(2年連続16回目)

沖縄県代表:コザ(2年連続14回目)

記念枠:筑紫(24年ぶり5回目)

東大阪市花園ラグビー場で12月27日に開幕し、準々決勝が来年1月3日に、準決勝が1月7日に、1月11日に決勝が行われる。3回戦までの組み合わせ抽選は、12月5日にに行われる。

スポーツライター

ラグビーとサッカーを中心に新聞、雑誌、Web等で執筆。大学(西洋史学専攻)卒業後、印刷会社を経てスポーツライターに。サッカーは「ピッチ外」、ラグビーは「ピッチ内」を中心に取材(エディージャパン全57試合を現地取材)。「高校生スポーツ」「Rugby Japan 365」の記者も務める。「ラグビー『観戦力』が高まる」「ラグビーは頭脳が9割」「高校ラグビーは頭脳が9割」「日本ラグビーの戦術・システムを教えましょう」(4冊とも東邦出版)「世界のサッカー愛称のひみつ」(光文社)「世界最強のGK論」(出版芸術社)など著書多数。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。1975年生まれ。

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