いよいよゴールデンウィークに突入 渋滞情報を賢くゲットして快適にすごそう!
今週末から始まるゴールデンウィーク。今年は最長で10日連続(4月27日(土)~5月6日(月))となる大型連休ということで、帰省や行楽などによる高速道路や一般道路の交通量の増加に伴い、高速道路を中心に激しい渋滞が発生するものと予測されている。
JARTIC(日本道路交通情報センター)によると、高速道路については「下り線が5月3日(金)、上り線が5月4日(土)~5日(日)に10km以上の渋滞が特に多く発生する」と予測。
また、一般道路は期間中の休日を中心に観光地へ向かう車の増加により周辺道路で激しい渋滞が発生、特に山梨県の富士五湖方面へのアクセス道路の国道139号は上下線で渋滞が予測されている。事故や天候等によっても混雑状況は大きく変わる可能性があり、出発前に電話やインターネット等による最新の道路交通情報の確認をすすめている。
高速道路の渋滞予測なら『ドラとら』がおすすめ
ゴールデンウィーク中の高速道路の渋滞予測を手っ取り早く知りたいのであれば、NEXCO東日本(東日本高速道路株式会社)が運営しているWEBサイト『ドラとら』がおすすめだ。
リアルタイムはもちろんのこと、カレンダーから日時とエリアを選択するだけで全国の高速道路の渋滞予測がMAP上に示される。高速道路だけでなく「東富士五湖道路」や「神戸淡路鳴門道」などの観光地の自動車専用道路もカバーされていて、ビジュアルで表されるので一目瞭然に分かりやすい。
試しに『ドラとら』で4月28日(日)の朝10時を想定して関東エリアで検索してみると、首都圏から放射状に延びる高速道路はほぼすべて渋滞を表す真っ赤に染まっていた。ショッキングではあるが事前に正確な情報が把握できれば、心構えもできるというものだ。
なお、詳細情報その他の規制情報等は各道路管理者のWEBサイト で確認するか、JARTICの該当センター(下記)へ問い合わせてみてほしい。
事前にピンポイントで渋滞予測を知りたいならコチラ
観光地などのより詳細な道路情報・渋滞情報を知りたければJARTICの「春の観光地の道路交通情報」をチェックしてみよう。
全国の高速道路については主に30km以上の渋滞、一般道路等については主要観光地の周辺などで特に著しい渋滞(1km~18km程度)が予測される路線と地点を抽出して記載されている。日時や場所、渋滞発生時刻とその規模などがピンポイントで予測されているので活用してほしい。
>>春の観光地の道路交通情報(PDFファイル:約1.6MB)
リアルタイムで渋滞情報を得るには「電話応答サービス」が便利
JARTICでは全国のセンターで電話による情報提供をしている。各地のセンターへ電話するだけで手軽に必要な情報が得ることができるもので、長年の実績とノウハウを活かして現在の道路交通情報や観光地への経路案内など様々なニーズに対応することが可能とのこと。
現状の道路情報のほか、様々な道路交通に関する情報を教えてくれる。担当者による直接応答を基本とし、問い合わせが集中するときなどは自動応答による情報提供となる。
固定電話・携帯電話・PHS・IP電話など全ての電話に対応。固定電話から全国どこに電話をかけても料金は一率となっている。
オペレーターが親切に対応、詳しく教えてくれる
試しにJARTICの「電話応答サービス」を利用してみた。平日の朝7時に「東名高速」に電話してみたが、電話口では待ち時間もなく即座につながった。
その日の東京から御殿場方面の交通状況について聞いてみたが、女性オペレーターが爽やかな声で応答してくれ、今のところすべて順調に流れていて渋滞や事故情報などもないこと、SA・PAの閉鎖や混雑状況、夕方からの上り線の渋滞情報などを淀みない口調でテキパキと教えてくれた。
また、SAを降りてからの周辺の一般道の混雑状況などは管轄する道路管理者の電話番号を教えてくれるなど、とても分かりやすく好感の持てるサービスだった。ちなみに平日の朝6時に電話したときは「自動応答サービス」になっていたが、通行止や規制、渋滞や事故情報などについてクリアな合成音声で応答してくれるなど使い勝手の良いサービスになっている。
また、ホームページには「電話応答サービス」の問い合わせ用電話番号一覧も提示されているので、ドライブの際には印刷用ファイル(PDF)からプリントして携行することをすすめている。
ゴールデンウィークの民族大移動は日本の春の風物詩でもある。どこへ行っても混雑と大渋滞に見舞われることは必至だろうが、それでも行くのが我々日本人である。
幸いなことに今は渋滞情報を素早く正確にキャッチできるわけで、どうせならスマートに活用することで少しでも快適な連休を過ごしていただければ幸いだ。