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【インディアンからソロ専用の都会派モデル】漆黒のチーフシリーズ「ダークホース」が登場!

佐川健太郎モーターサイクルジャーナリスト
INDIAN ChiefDarkHorse

「スカウト」や「ロードマスター」など昨年末から新型モデルが目白押しの米国・インディアンモーターサイクルから、2016最新モデルとしてChiefDarkHorse(チーフダークホース)が登場した。

同ブランドのスタンダード的位置付けであるチーフクラシックがより伝統的なスタイルとカラーリングであるのに対し、派生モデルであるチーフダークホースはホイール、フォーク、ハンドルバー、エンジンを含む全身をマットブラックで統一した車体や専用シングルシートなどを装備。燃料タンクにはインディアンを象徴する「ウォーボネット」をモノクロで表現するなど、よりクールで都会的な雰囲気に仕上げているのが特徴である。

エンジンは通称「サンダーストローク111」と呼ばれる、排気量1811ccを誇る空冷Vツインを搭載。φ54mmのボア径を持つFIシステムによって緻密に制御され、161.6Nm/3000rpmの最大トルクで車重341kgの巨体を牽引する。駆動系は6速ミッションとベルトドライブを組み合わせ、滑らかで快適な走行フィールを実現している。

一方、シャーシはエアボックス内蔵鋳造アルミフレームとフロントにテレスコピックフォーク、リヤにプリロード調整機構付きのシングルショックを装備。前後ブレーキを合わせてφ300mmのトリプルディスクを備えるなど、パワーと重量に見合ったグレードの足回りが与えられている。

また、鍵をポケットに入れたままエンジン始動が可能なスマートキーシステムや、制動時の安全性を高めるABS、高速クルーズをより快適にするクルーズコントロールなどが標準装備されている点もチーフクラシックと同様だ。

ソロライド専用に割り切ったスタイリッシュなデザインをさらに個性的に演出する、約40種類のアクセサリーパーツが用意されていることも見逃せないポイント。煌びやかなチーフシリーズの中にあって、最も軽量かつアグレッシブな雰囲気を持った、まさに“ダークホース"的なモデルである。なお価格は267万8400円(税込)となっている。

出典:Webikeバイクニュース

モーターサイクルジャーナリスト

63年東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、RECRUITグループ、販促コンサルタント会社を経て独立。趣味が高じてモータージャーナルの世界へ。編集者を経て現在はジャーナリストとして2輪専門誌やWEBメディアで活躍する傍ら、「ライディングアカデミー東京」校長を務めるなど、セーフティライディングの普及にも注力。㈱モト・マニアックス代表。「Webikeバイクニュース」編集長。日本交通心理学会員 交通心理士。MFJ認定インストラクター。

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