広がる「なんなん」の輪 吉田沙保里「霊長類最強女子って」、西川貴教「声量おばけって」……

吉田沙保里さんのTwitterより

 「歌姫ってなんなん」――宇多田ヒカルさんが2月14日にTwitterに投稿したこんなつぶやきがきっかけで、著名人の間で、自分の愛称に対して「○○ってなんなん」とツイートする動きが広がっている。吉田沙保里さんや西川貴教さん、つるの剛士さんといった著名人が続々“参戦”し、「なんなんの輪」「なんなんシリーズ」と呼ばれ始めている。

 宇多田さんは「歌姫ってなんなん」とツイートした後、「「平成の歌人(かじん)」枠とか「平成のDAW使い姫」枠とかあったら素敵」と投稿。「平成の歌姫」と紹介されたことに違和感を覚えたようで、「DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション、楽曲作成システム)使い」や「歌人」といった呼び方なら納得できるようだ。

 「歌姫ってなんなん」のツイートに対しては、フォロワーからは「あなたさまのことです」といった反応があった一方、歌手のBENIさんが「私も知りたい」と返すなど、「歌姫」という称号に違和感を覚える女性歌手は少なくないようだ。

武井壮さん→吉田沙保里さん、そして……

 宇多田さんのツイートの話題が収束しつつあった17日、タレントで、陸上競技・十種競技元日本チャンピオンの武井壮さんが「百獣の王ってなんなん」とつぶやいた。

 武井さんは「“百獣の王”になることが夢」と公言していた時期もあったことから、フォロワーから「それ、自称してたやん」という反応も。武井さんは「『お前が自分で名乗ってるだけだろ』ってガチレスしてる人なんなん笑笑 そう!そうなんだけど!! 自分で言っといてなんなん!!なんだけど!!笑笑」と反応しており、自称したことはあるものの、何かもやもやするものがあったのかもしれない。

 武井さんのこのツイートを引用する形で話題をさらったのが、レスリング選手を引退したばかりの吉田沙保里さんだ。17日、「霊長類最強女子ってなんなん」とつぶやき、これまでに10万回以上リツイートされている。フォロワーからは「さらなる高みを目指す、ということですね」「宇宙最強を目指すのですか」といった反応が。吉田さんはこのつぶやきについて解説していないため、どういう意図で投稿したのかは不明だ。

 吉田さんの投稿が、著名人による「なんなん投稿」の流れをTwitterに呼び起こした。声量に定評がある歌手の西川貴教さん(T.M.Revolutio)は「声量おばけってなんなん」、5人の子供を持つタレントのつるの剛士さんは「イクメンってなんなん。笑 」、「永遠の16歳」という設定で活動する、バンド「氣志團」のメインボーカル綾小路翔さんが「(´-`).。oO(永遠の16歳ってなんなん)」、「泣く子も黙る宇宙海賊」のキャッチコピーで活躍する芸人のゴー☆ジャスさんが「宇宙海賊ってなんなん」とつぶやくなど、自称・他称入り乱れて「なんなん」とつぶやくブームが到来している。