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『HUNTER×HUNTER』また休載も、ファンは「予想通り」「やはり10週単位か」

岡田有花フリーランス記者
「少年ジャンプ+」の「HUNTER×HUNTER」公式ページより

 『週刊少年ジャンプ』で連載中の人気漫画『HUNTER×HUNTER』(ハンター×ハンター、冨樫義博作)が次号から休載すると、26日発売の同誌(2018年52号)で告知された。作者の富樫さんは同誌巻末で、「次の10週分のネームは出来ているので体調や状況と相談しつつ原稿進めていきます」とコメントしているが、再開時期は明らかになっていない。

 ファンは休載を悲しむ一方、10週ごとの休載を繰り返してきた同作品が、また10週で休載したことを冷静に受け止めている人も多い。

『週刊少年ジャンプ』52号に掲載された休載の告知(電子版より)
『週刊少年ジャンプ』52号に掲載された休載の告知(電子版より)

 HUNTER×HUNTERは、1998年に連載がスタートした冒険活劇で、テレビアニメ化もされた人気作品だ。一方で、休載がきわめて多いことでも知られ、WikipediaのHUNTER×HUNTERの項目では、冒頭に「休載」が記されているほど。休載や連載再開のたびにネットを賑わせている。

Wikipediaより。最初の項目が「休載」だ。
Wikipediaより。最初の項目が「休載」だ。

 直近では、今年9月に連載を再開すると、単行本1冊分にあたる10話分を連載し、今回、また休載に入った。10週区切りでの休載がほぼ常態化する中、ジャンプ巻末で富樫さんが「次の10週のネームは出来ている」とコメントしたことを受け、ファンからは「10週連載は隠す気無いのね」「10週単位かい!」といったツッコミが入っている。

 一方で24日には、『ビッグコミック』(小学館)で連載中の漫画『ゴルゴ13』(作者:さいとう・たかを)が、一度の休載もなく連載50周年を迎えたというニュースも。同じ人気漫画でも、連載の続け方はいろいろだ。

フリーランス記者

1978年生まれ。京都大学卒。IT系ニュースサイト記者、Webベンチャーを経て、IT・Web分野を軸に幅広く取材、執筆するフリーランス記者。著書に「ネットで人生、変わりましたか」(ソフトバンククリエイティブ)。

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