4月10日〜12日まで沖縄出張でした。

　5月に発売予定の雑誌「エトセトラ」（エトセトラブックス）で特集編集を務める予定です。タイトルは「刑法改正のささやかな7年（仮）」。この中で沖縄のフェミニスト・高里鈴代さん（1940年生まれ）にインタビューするために、飛行機に乗りました。

　沖縄は東京に続いて全国で2番目に早く、性暴力被害者のための相談センター（ワンストップセンターの前身）が出来た県です。1995年でした。ほとんどの都道府県が2000年代後半〜2010年代になってから相談センターを設置しているためだいぶ早いです。

　1995年と聞いてピンと来る人も多いと思いますが、この年に「沖縄米兵少女暴行事件」がありました。

　事件が起こったのは4月8日ですが、報道は9月に入ってから。この年の9月に世界女性会議が北京であり、会議に出席していた高里さんは、空港に迎えにきた仲間たちからこの事件を聞かされ、北京会議でエンパワメントされた気持ちが一気に吹き飛んだそうです。

　そしてすぐにアクションを起こします。

　……などなどの詳しいお話はまた「エトセトラ」でのお楽しみということで、今回は旅のことを書くよ。