3月11日、ロシア軍9機に航空自衛隊の戦闘機がスクランブル

ロシア国防省発表動画より2021年3月11日に日本周辺飛行に向かうロシア軍機

 3月11日、防衛省の発表によるとロシア軍9機が日本の防空識別圏に入り、航空自衛隊の戦闘機がスクランブル発進で上がりました。

03/11[公表]ロシア機の日本海、オホーツク海及び太平洋における飛行について:防衛省統合幕僚監部

防衛省発表資料より2021年3月11日のロシア軍9機の飛行経路
防衛省発表資料より2021年3月11日のロシア軍9機の飛行経路

 航空自衛隊が撮影に成功し機種が発表されたロシア機はA-50早期警戒機1機のみで残り8機は機種を特定していません。これは機種不明というわけではなく推定ロシア機に戦闘機が居たので、双方の戦闘機同士が牽制し合っている間に写真撮影することができなかったのだと思われます。

 なおロシア軍の方が先に公式発表しており、Tu-95MS戦略爆撃機2機とSu-35S戦闘機の護衛を日本海と北西太平洋に飛行させたとしています。おそらく日本側が確認した9機の中にこれらが含まれています。ロシア側の公式発表文では戦略爆撃機(Tu-95MSは巡航ミサイル発射母機に分類)の飛行は9時間以上に及び、途中で日本航空自衛隊のF-15戦闘機が出て来たことにも触れています。

 東日本大震災から10年目のこの日、ロシアは静かにしてはくれませんでした。9機は久々に多い数で、意図的にこの日に訓練飛行を設定したものと思われます。