羽衣国際大学 教授。博士(経済学)イギリス連邦の自治領セイロン生まれ。高校生の時に渡日、日本国籍を取得。スリランカ人、教授、タレント、随筆家、落語家、空手家、講演家、子育て父などの顔をもっており、多方面で活動中。「Mr.ダイバーシティ」などと言われることも。現在は主に、大学教授傍ら、メディア出演や講演活動を行う。テレビ•ラジオは情報番組のコメンテーターからバラエティまで幅広く、講演家として全国各地で「違いを楽しみ、力に変える」(多様性と包摂)をテーマとする ダイバーシティ スピーカー (多様性の語り部)として活躍。ボランティアで献血推進活動に積極的である。
記事一覧
- クリスマスの本場が日本ってことで
幸せにクリスマスを祝っている日本は今年も健在である。少し困った話しを耳にする。外国からの「日本のクリスマスは変だ」の声である。日本人は自信をなくすことは全くない。これだで良いのだ…
- 多数派ボケ国家日本への託け
親日国家としても確かな歴史を刻んでいる国スリランカ。実は自他共に認める多文化・多宗教・多言語国家である。その国から日本に伝えたい最も大事なことづけがある。
- 京都紅葉を何倍も楽しむには
京都の紅葉の穴場を紹介してほしいと無茶なことを頼まれた。応仁の乱をこの前の戦争という感覚で語る京都人からしたら「何故彼方が語る?」となるに違いないが一応この土地で26年間住む者期待に答えようと試たい。
- 新聞奨学生って知っていますか?
世界のどこを探しても存在しない苦学生の味方「新聞奨学生制度」。今年で、「新聞奨学生誕生50周年」を迎える。貧富の格差が広がり、経済的な理由で勉強を断念する若者。あなたは「新聞奨学生」っていますか?
- 「オレオレ詐欺」の次は「オレガイコクジン」-「外国人」を悪用する「不良日本人」
またもや日本人が外国人として誤認逮捕された。これは、良心な日本人が逮捕されたわけではない。不良日本人が、悪事を働いたあげく「外国人」として成りすましたのである。今回の事件を通して今の日本を見る。
- 女性より先に猿が輝く国 日本
日本の人間社会が、思い込み、偏見、決め付け、過信、無関心に浸っている場合ではない。諸外国だけではなく、このままだと、日本の女性活用の実現はこの国の猿にも追い越されかねない。
- 京都人に学び女性力を活かす
日本における女性活用をあたかもこの国のかつて例の見ない新しい転換として捉えられていることに違和感を覚える。女性の力に助けられた歴史も数々あるのだと知り、共有することも女性が輝く社会づくりにつながる。
- 安倍内閣、女性輝く社会無理
女性の活用は、社会の閉塞感を打ち破る大きな原動力となると、過去最多の女性閣僚を引き連れスタートした安倍新内閣。「女性が輝く社会」を掲げたことを「見える化」した女性閣僚だが・・・
- 日本の接客は世界遺産である
最近、日本人の接客について思うことがある。改札を通る時に「おはようございます」とか「有難うございます」とか言ってくれる駅員がいる。すごく良い。爽やかな気持ちになれる。マニュアルでも、無意識でも良い。
- アントニオ猪木に喝を入れる
「アントニオ猪木議員がスリランカをバカにしている」との噂が流れており、どうやらツイッターでの発言が原因のよう。ことの真相を探るべく彼のツイッターを覗き見ることに。本当に馬鹿にしていたのは日本人のこと?
- ジャパナ(日本人)ハパナ(優秀)-南アジアから今の日本を見る-
日本の首相として24年ぶりに安倍首相がスリランカを訪問した。首相は、スリランカ人には「日本人は優秀だ」と、日本人には「真珠の首飾りにくさび」と伝えた。はたしてそうなのか現地資料と照らし合わせ考えたい。
- アジア最大 スリランカの「ペラヘラ祭」への誘い。
日本はまだまだ何かと賑やかな季節である。そんな中、私はこの夏、最大親日国スリランカで開催されるアジア三大祭の一つに数えられる「ペラヘラ祭」を見に向かった。行くべし。早速人生ドゥーリストに加えましょう。
- 安倍首相にも教えたい!スリランカは日本のお手本である。
日本の首相が四半世紀ぶりに訪問する、スリランカだが、実はこの国は日本よりいろんな意味で先を行っている。何を隠そうスリランカは日本にとって「多様性活用」について学ぶ格好の教科書である。
- 安倍首相、スリランカで愛を叫ぶ!日本を救ったブッダの教え「憎しみは、愛によって消える」
安倍 総理が6日から8日にかけて南アジアを訪問する。総理はスリランカで必ず「人は憎しみによっては憎しみを越えられない。人はただ愛によってのみ憎しみを越えられる」と名演説をしアジア平和を呼びかける!?
- 日本人のあなたが外国人として逮捕される日。
国際社会日本において繰り返される、出入国管理法違反、つまり旅券不携帯容疑の罪での日本国籍者の誤認逮捕。日本人であってもあなたの身に起きるの明日なのかも知れません。
- 多死社会日本、後始末に関する提案ースリランカからの言づけ
「世界一の親日家」と言っても過言ではない初代スリランカ大統領J.R.ジャヤワルダナが自身の死後始末についてどうあってほしいか本人の手帳に書いてあった。その内容は多死国日本にとって必ず参考になる。
- 最後だけではない。最初から「金目」です!
石原環境相の東京電力福島電力第一原発の除染に伴う中間貯蔵施設をめぐる「最後は金目でしょう」の発言。今回の問題解決の方法として仮に「金目」が上がっているとしよう。さてそれのどこが問題なのかを問いたい。
- インドが変わる。モディが変える!?
インドでは新首相の誕生と祝う、在インド人コミュニティー。こちらで新首相への期待について話を聞いた。インドが世界一に向けですでに走り出している。近未来世界の中のインドについて考えてみる。
- インドが変わる、世界が変わる!
「インドが変る!世界が変わる!」在日インド人の友人が私の顔を見るなり、手を振りながら大きな声で、唐突にそう叫んだ。顔が何とも嬉しそうだった。今世界の目がインドに一極集中している。
- 日本、国家としての記念日は、思いやりをもって一つになってこそ!サンフランシスコ講和会議、複眼的考察
国民が一丸となり国の記念日を祝う日があっても良い。そんな中、日本の「主権回復の記念日」の話が上がっている。国が考えている4月28日がそれにふさわしいのかをここで考えたい。
- 忘れてはならない!JRジャヤワルダナ大統領、日本への本当の願い(サンフランシスコ講和記念日によせて)
2014年4月28日、日本は62回目のサンフランシスコ講和記念日を迎えます。サンフランシスコ講和会議で戦後の日本の真の自由の独立の支持を訴えた立役者の日本への本当の思いとは何かを考えたいと思います。
- あなたは、日本人(ジャパニーズ・オンリー)を見分けられますか!?
日本では無意識に「日本人」対「外国人」という区別が出来ている。その前提があるからこそ「ジャパニーズ・オンリー」たる言葉がこの社会で存在しているのである。
- ジャパニーズ・オンリー!(Japanese only!)繰り返さないために。
浦和レッズの試合会場の差別、排除主義を助長する「ジャパニーズ・オンリー(Japanese Only)」垂れ幕が話題になっている。より正確な表現をすれば、珍しく話題になっている・・・・
- 日本、片目つぶりのpm2.5批判
中国で深刻な大気汚染をもたらしているpm2.5。関連ニュースが連日のように見聞きするようになった。今や、人、物、金が国境を超えるグローバル時代と言うが、空気は最初から最後までグローバル化している。
- 電車に乗って国境を超える楽しさ
日本にいながら世界旅行がいとも簡単に出来る。本来なら時間をかけ、チケット、ビザ代を払い、旅行ケースを引きずり、飛行機に乗り、面倒な入国審査を受けてやっと外国に入れるのだと冷静に考えるとぞっとする。