新人棋士のお披露目「新初段シリーズ」ネットでも大人気徐文燕初段が藤沢里菜女流四冠に胸をかりて
新人棋士のお披露目をする「新初段シリーズ」は『週刊碁』紙上で長年続く人気の企画。プロになった新初段が、先輩棋士に胸をかりるシリーズだ。1月28日には徐文燕初段が藤沢里菜女流四冠に挑んだ。徐初段の「宇宙流」に藤沢女流四冠が苦しめられた。
徐文燕初段は17歳になったばかり。170cmのすらっとしたスタイルで笑顔が可愛らしい。すでにネット上では人気に火が付いている。
お母さん(金艶四段)がプロで、2代目棋士だ。
新初段シリーズでは、打ってもらいたい棋士の希望をきいてもらえる。
徐初段がリクエストしたのが、目標とする棋士である藤沢里菜女流四冠だ。
藤沢女流四冠は23歳。おそらく登場する先輩棋士史上最年少だが、11歳で入段しているので棋士生活は12年にも及ぶ。若手棋戦に出場しているがもう中堅棋士という風格だ。もちろん先輩棋士として新初段シリーズで打つのは初めて。「定先(コミ無し)の手合いか。大変」と対局前、つぶやいていた。
徐初段の師匠・光永淳造六段は、灘高校から東京大学に進学。数学科を卒業した秀才が、一転、棋士を目指した変わり種。
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