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名人戦盤外小咄・対局者のお昼ごはん

内藤由起子囲碁観戦記者・囲碁ライター
井山裕太挑戦者が食べた鴨せいろ=2020年10月14日「あたみ石亭」にて筆者撮影

第45期名人戦は、4勝1敗で挑戦者の井山裕太棋聖が芝野虎丸名人を破り、3年ぶりの名人位に返り咲き、史上初の3度目の大三冠(2日制のビッグタイトル、棋聖・名人。本因坊を同時保持)となりました。

今回の番外編はその大勝負第5局で両対局者が食べたお昼ごはんについてです。

1日目昼食は両者一致

昼食やおやつは、事前にメニューのアンケートが対局者に渡されます。その中から食べたいものを選んで印をつけるケースが多いようです。

いろいろある中で、1日目の昼食は両対局者が選んだものは海鮮丼と一致しました。金目鯛やウニ、イクラなど高級食材がたくさん。見た目も綺麗ですね。

あたみ石亭特製の海鮮丼。通常の宿泊では昼食サービスはないので、まさに特別な料理=2020年10月13日、筆者撮影
あたみ石亭特製の海鮮丼。通常の宿泊では昼食サービスはないので、まさに特別な料理=2020年10月13日、筆者撮影

11時半過ぎくらいになると、「対局者のお昼ご飯が来ました。撮影したいかたはどうぞ」と声がかかります。対局場のホテルや旅館の担当者からメニューの説明があり、順番に撮影していきます。

さてさて。撮影が終わったお食事はどうなるのでしょうか。

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囲碁観戦記者・囲碁ライター

囲碁観戦記者・囲碁ライター。神奈川県平塚市出身。1966年生。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。お茶の水女子大学囲碁部OG。会社員を経て現職。朝日新聞紙上で「囲碁名人戦」観戦記を担当。「週刊碁」「囲碁研究」等に随時、観戦記、取材記事、エッセイ等執筆。囲碁将棋チャンネル「本因坊家特集」「竜星戦ダイジェスト」等にレギュラー出演。著書に『井山裕太の碁 AI時代の新しい定石』(池田書店)『囲碁ライバル物語』(マイナビ出版)、『井山裕太の碁 強くなる考え方』(池田書店)、『それも一局 弟子たちが語る「木谷道場」のおしえ』(水曜社)等。囲碁ライター協会役員、東日本大学OBOG囲碁会役員。

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