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一力遼碁聖誕生 こぼれ話 

内藤由起子囲碁観戦記者・囲碁ライター
タイトルを手にした直後の一力遼碁聖=2020年8月14日、筆者撮影

一力遼碁聖がやっと七大タイトルをつかみました。

NHK杯や竜星戦、グロービス杯世界U-20など9回も優勝経験があり、世界ランキングでは井山裕太三冠をしのぐランキングにつけていても、七大タイトルにはあと一歩のところで手が届きませんでした。入段から10年でのタイトル獲得はふつうに見ても早いのですが、本人は「ようやくやっと」という気持だったようです。

碁聖獲得インタービューこぼれ話を紹介します。

――(終局後すぐ、盤の前でのインタビューにて)碁聖戦を振り返っていかがですか。

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囲碁観戦記者・囲碁ライター

囲碁観戦記者・囲碁ライター。神奈川県平塚市出身。1966年生。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。お茶の水女子大学囲碁部OG。会社員を経て現職。朝日新聞紙上で「囲碁名人戦」観戦記を担当。「週刊碁」「囲碁研究」等に随時、観戦記、取材記事、エッセイ等執筆。囲碁将棋チャンネル「本因坊家特集」「竜星戦ダイジェスト」等にレギュラー出演。著書に『井山裕太の碁 AI時代の新しい定石』(池田書店)『囲碁ライバル物語』(マイナビ出版)、『井山裕太の碁 強くなる考え方』(池田書店)、『それも一局 弟子たちが語る「木谷道場」のおしえ』(水曜社)等。囲碁ライター協会役員、東日本大学OBOG囲碁会役員。

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