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元西武マキノンが韓国初アーチ 次男出産で産休取得し試合後に一時帰国へ<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
KBOリーグでの初本塁打を放ったマキノン(写真:サムスンライオンズ)

31日のKBOリーグは全5試合が14時開始のデーゲームで行われた。

サムスンライオンズ-SSGランダーズ(テグ)は3-3で迎えた延長11回表、SSGのチョン・ウィサンがサムスンの7番手オ・スンファンから1号ソロホームラン。SSGが4-3で勝利した。

敗れたサムスンは4回裏1-3で4番デビッド・マキノン(元西武)が、SSGの先発ロバート・ダガーからレフトにソロホームランを放っている。マキノンはKBOリーグ8試合目、34打席目での初ホームランとなった。

マキノンはここまで34打数11安打1本塁打6打点、打率3割2分4厘。

◆「マキノン出産休暇で一時帰国」

マキノンは妻の次男出産に立ち会うため、この日の試合終了後に一時帰国。約1週間ボストンで過ごす。4月8日に再び韓国に戻り、9日のロッテジャイアンツ戦(プサン)から合流予定となっている。

映像:デビッド・マキノンの初ホームラン(KBO公式YouTubeチャンネル)

(関連記事:西武マキノンが韓国サムスンへ 日韓の「ライオンズ」でプレーする初の外国人選手に

◇3月31日(日)の結果

・トゥサン 3 - 9 KIA(チャムシル)

 勝:ユン ヨンチョル

 敗:クァク ピン

・キウム 8 - 4 LG(コチョク)

 勝:デ・ヘスス

 敗:ケリー

・ハンファ 14 - 3 KT(テジョン)

 勝:ファン ジュンソ

 敗:ベンジャミン

・サムスン 3 - 4 SSG(テグ)

 勝:イ ロウン

 敗:オ スンファン

・ロッテ 7 - 8 NC(プサン)

 勝:イ ジュンホ

 敗:チェ ジュンヨン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「出産立ち会いには最大5日の慶弔休暇」

KBOリーグでは現役選手の慶弔休暇制度がある。配偶者による子供の出産、また本人と配偶者の直系親族が死亡した際、最大5日の慶弔休暇を申請することができる。その間は登録抹消となるが登録日数として算出される。また再登録は通常の10日を経過しなくても可能だ(2019年から適用)。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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