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クエバスが9回1死までノーノー 6月にチームに合流し10勝負けなし<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ウイリアム・クエバス(写真;ストライク・ゾーン)

23日のKBOリーグは4試合が17時開始で行われた。

KIAタイガース-KTウィズ(クァンジュ)は4-1でKTが勝利。KTの先発ウイリアム・クエバスが、ノーヒットノーラン達成まで目前に迫る好投を見せた。

クエバスは初回に2四死球でピンチを作るも0点に抑えた。すると2回以降は完璧なピッチング。直球が走り、右打者にスライダー、左打者へのチェンジアップがコーナーいっぱいに決まって打者を封じていった。

9回裏1死、クエバスは2番キム・ドヨンに左中間への三塁打を喫するまで無安打を続け、8回1/3、112球を投げて被安打1、失点1。7つの三振を奪い、負けなしの今季10勝目を挙げた。

クエバスは2019年にKT入り。昨季限りでチームを離れたが、今年6月にKTに復帰し好成績を残している。

◇9月23日(土)の結果

・LG 3 - 1 ハンファ(チャムシル)

 勝:イム チャンギュ

 敗:サンチェス

・SSG 4 - 2 ロッテ(インチョン)

 勝:オ ウォンソク

 敗:バーンズ

・KIA 1 - 4 KT(クァンジュ)

 勝:クエバス

 敗:ユン ヨンチョル

・NC 1 - 3 トゥサン(チャンウォン)

 勝:イ ヨンハ

 敗:キム シフン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「韓国代表が練習を開始」

アジア大会(中国・杭州)に参加する野球韓国代表は23日、コチョクスカイドームに集まり、初の練習を行った。27日までの日程で休日1日を挟み、26日にはサンム(国軍体育部隊)との練習試合を行う。これまでのアジア大会と異なり、今回KBOリーグは大会期間中に公式戦を中断しない。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

SSGランダーズ戦の7回表、四球で出塁のソ・ドンウクの代走で出塁。7回裏からレフトの守備についた。9回表に回ってきた打席は空振り三振だった。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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