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ベンジャミンが8回無失点でキム・グァンヒョンとの投手戦に勝利。15勝目を挙げる<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
15勝目を挙げたウェス・ベンジャミン(写真:kt wiz/初報から差し替え)

12日のKBOリーグは4試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

SSGランダーズ-KTウィズ(インチョン)はSSGキム・グァンヒョン、KTウェス・ベンジャミンの両先発左腕が好投。5回まで両チーム無得点で試合が進んだ。

KTは6回表、4番パク・ピョンホのタイムリーで1点を先制。SSGのキム・グァンヒョンは6回4安打1失点でマウンドを降りた。

一方のベンジャミンは、7回2死にSSGの3番チェ・ジョンに二塁打を喫するまでパーフェクトピッチング。右打者のひざ元へのカットボールで空振りを誘い、SSG打線を手玉に取った。ベンジャミンは8回103球を投げて1安打無四球無失点。8三振を奪い、完ぺきな投球を見せた。

試合はKTが9回にパク・ピョンホの13号2ランで2点を追加し、3-0で勝利。ベンジャミンは15勝目(5敗)を挙げた。2位KTは試合がなかった首位LGツインズとのゲーム差を5に縮めている。

◇9月12日(火)の結果

・トゥサン 8 - 3 ハンファ(チャムシル)

 勝:チェ ジガン

 敗:ユン デギョン

・SSG 0 - 3 KT(インチョン)

 勝:ベンジャミン

 敗:キム グァンヒョン

・サムスン 10 - 9 KIA(テグ)

 勝:オ スンファン

 敗:イム ギヨン

・ロッテ 3 - 4 NC(プサン)

 勝:キム ヨンギュ

 敗:ク スンミン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「第3回プレミア12、来年2024年に開催」

世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は、プレミア12の第3回大会を来年2024年11月に行うと発表した。プレミア12は野球の世界ランキング上位12チームが参加する国際大会。15年に第1回が行われ、韓国が決勝戦でアメリカを破って初代王者となった。19年の第2回は日韓が決勝戦で顔を合わせ、日本が優勝している。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

NCダイノス戦での出場はなかった。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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