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おかえりカン・ベクホ 復帰後初安打が代打満塁ホームラン<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
代打満塁弾のカン・ベクホ(写真:kt wiz/初報から差し替え)

8日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

KTウィズ-SSGランダーズ(スウォン)は序盤から点の取り合いに。KTは9-5で迎えた5回裏、2死満塁のチャンスで代打にカン・ベクホを起用した。カン・ベクホはSSGの2番手パク・チョンフンの高めの直球をライトスタンドに運ぶ、7号満塁ホームラン。KTはリードをさらに広げた。

今季のカン・ベクホはコンディション不良で8月6日に1軍登録を抹消となり、今月5日に再登録された。この3試合は代打で出場し2打数無安打1四球だったが、この日は豪快なスイングで復帰後初安打となる満塁弾を放った。

試合は16-7でKTが勝利。敗れたSSGは3連敗。あす9日はKT-SSGを除く4カードがダブルヘッダーで行われる。

◇9月8日(金)の結果

・トゥサン 8 - 7 サムスン(チャムシル)

 勝:ホン ゴンヒ

 敗:キム テフン

・キウム 5 - 6 ハンファ(コチョク)

 勝:チャン ミンジェ

 敗:パク スンジュ

・KT 16 - 7 SSG(スウォン)

 勝:ペ ジェソン

 敗:ムン スンウォン

・KIA 2 - 12 LG(クァンジュ)

 勝:キム ユンシク

 敗:ユン ヨンチョル

・NC 4 - 3 ロッテ(チャンウォン)

 勝:リュ ジンウク

 敗:キム サンス

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「WBCに続きアジア大会でも代表選出」

カン・ベクホは今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で韓国代表入り。10月に行われるアジア大会(中国・杭州)でもメンバーに名を連ねている。球界の期待を背負っている24歳だ。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

NCダイノス戦の6回表、三塁走者ユ・ガンナムの代走で出場。6回裏からライトの守備位置についた。8回に打順が回ったが代打ハン・ドンヒが起用され退いている。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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