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アジア大会代表入りの22歳の三塁手 満塁弾含む7打点の活躍<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ムン・ボギョン(写真:LGツインズ)

11日のKBOリーグは全5試合が17時開始で行われた。

ハンファイーグルス-LGツインズ(テジョン)は13-7でLGが勝利。2位のLGは連敗を3で止めた。

LGは1回表に1点を先制後、2死満塁で7番のムン・ボギョンが高めを左中間に運ぶ走者一掃のタイムリー二塁打。LGは4-0として序盤に大きくリードを奪った。

その裏LGは5点を喫し逆転されるも、2回表に2点を挙げて再びリード。さらに二死満塁のチャンスでムン・ボギョンが、高めを今度はレフトスタンドに放り込む2号満塁ホームランを放った。この日のムン・ボギョンは4打数2安打7打点をマークした。

ムン・ボギョンはプロ5年目の22歳。昨季サードのレギュラーに定着し、打率3割1分5厘を記録。今季もポジションをしっかりとキープし守備についたイニングはリーグで最も多く、唯一500イニングを超えている。

ムン・ボギョンは9日に発表になった、今秋開催のアジア大会(中国・杭州)の韓国代表メンバーにも選ばれている。

(関連記事:イ・ジョンフら24人、10月のアジア大会出場の韓国代表発表 金メダル獲得で兵役免除

◇6月11日(日)の結果

・トゥサン 3 - 2 KIA(チャムシル)

 勝:クァク ピン

 敗:ユン ヨンチョル

・KT 5 - 14 キウム(スウォン)

 勝:イ ミョンジョン

 敗:チュ グォン

・ハンファ 7 - 13 LG(テジョン)

 勝:ユ ヨンチャン

 敗:キム ギジュン

・サムスン 6 - 4 ロッテ(テグ)

 勝:ホン ジョンウ

 敗:キム ドギュ

・NC 8 - 4 SSG(チャンウォン)

 勝:キム シフン

 敗:ノ ギョンウン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「NC5連勝で3位浮上」

NCダイノスはSSGランダーズに勝利し5連勝。順位を4位から3位に上げた。敗れた首位のSSGは3連敗。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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