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カン・ベクホが38試合ぶりの3安打、今季初の4打点 チームは連敗を4で止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
3安打4打点のカン・ベクホ(写真:KTウィズ/初報から差し替え)

3日のKBOリーグは全5試合が17時開始で行われた。

KTウィズ-トゥサンベアーズ(スウォン)は13-3でKTが大勝。打線が先発全員の17安打を記録した。

KTの3番カン・ベクホは1打席目センター前ヒット、3回には右中間へタイムリーヒット。相手守備の乱れもあり三塁打となった。4回の3打席目は1死二、三塁でライト線に2点タイムリー二塁打を放った。

カン・ベクホの3安打は4月14日以来、38試合ぶり。また5回には押し出し四球を選んで4打点目を記録。3打点以上は4月8日以来で今季初の4打点となった。

ホームランが出ればサイクルヒットの期待が高まった5打席目は四球で、この日のカン・ベクホは全5打席出塁した。ここまでの成績は47試合に出場、この日の3安打で打率を2割8分2厘に上げている。大勝した最下位のKTは連敗を4で止めた。

◇6月3日(土)の結果

・LG 3 - 7 NC(チャムシル)

 勝:フェッド

 敗:イム チャンギュ

・SSG 2 - 1 キウム(インチョン)

 勝:ノ ギョンウン

 敗:ヤン ヒョン

・KT 13 - 3 トゥサン(スウォン)

 勝:パク ヨンヒョン

 敗:キム ドンジュ

・ハンファ 2 - 7 サムスン(テジョン)

 勝:ホン ジョンウ

 敗:チョン ウラム

・ロッテ 6 - 5 KIA(プサン)

 勝:キム ウォンジュン

 敗:チェ ジミン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「テジョンで4年ぶりに満員」

ハンファイーグルス-サムスンライオンズが行われたハンファ生命イーグルスパーク(テジョン)のこの日の観衆は12,000人。同球場では感染症拡大以前の2019年6月以来の満員となった。本拠地9球場の中で最も小さいテジョンは、隣接する敷地に新球場を建設中で2025年の開場を目指している。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

KIAタイガース戦での出場はなかった。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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