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首位SSGが9回にエラーで失点し逆転負け 2位LGが勝ってゲーム差2.5に<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
チームは敗れるも犠飛2本で2打点のフアン・ラガレス(写真:SSGランダーズ)

21日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

SSGランダーズ-KTウィズ(インチョン)は、首位SSGが1点リードの9回表の守りにエラーが続き2失点。3-4で逆転負けを喫した。SSGは1番に入ったフアン・ラガレスが犠牲フライ2本で2打点を挙げるも、チームはリードを守れなかった。

SSGを追う2位のLGツインズはクァンジュでKIAタイガースと対戦。LGはKIAに11-2で大勝し、SSGとのゲーム差を2.5に縮めた。

敗れた5位のKIAは9連敗。6位のNCダイノスが勝ったため5、6位のゲーム差は0.5となった。KBOリーグでは5位までにポストシーズン進出権がある。

◇9月21日(水)の結果

・トゥサン 1 - 5 NC(チャムシル)

 勝:ソン ミョンギ

 敗:チェ ウォンジュン

・キウム 5 - 4 サムスン(コチョク)

 勝:ハン ヒョンヒ

 敗:ペク チョンヒョン

・SSG 3 - 4 KT(インチョン)

 勝:キム ミンス

 敗:チェ ミンジュン

・ハンファ 0 - 9 ロッテ(テジョン)

 勝:イ インボク

 敗:ムン ドンジュ

・KIA 2 - 11 LG(クァンジュ)

 勝:キム ユンシク

 敗:パノーン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

映像:9月21日の試合結果紹介(「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ))

◆「途中加入のハンファの2投手、いずれも離脱へ」

ハンファイーグルスはイェフリー・ラミレスが右肩の炎症、フェリックス・ペーニャが20日のロッテジャイアンツ戦で打球を顔面に受け、鼻を骨折したためいずれも残り試合には登板せず今季を終了することとなった。両投手は6月にハンファ入り。ラミレスが2勝、ペーニャが5勝を記録していた。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

キウムの2軍、コヤンヒーローズ戦に1番ライトで先発出場。連続四球とレフトへのヒット、セカンドゴロ、空振り三振で1、4回に計2盗塁を成功している。

⇒ 代走、守備固めからレギュラーの3割打者に 韓国3年目・安田権守の飛躍の理由

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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