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ブキャナン(元ヤクルト)7回1失点で9月は3戦3勝 今季9勝目を挙げる<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
今季9勝目を挙げたデービッド・ブキャナン(写真:サムスンライオンズ)

17日のKBOリーグは全5試合が17時開始で行われた。

サムスンライオンズ-KIAタイガース(テグ)は投手戦に。サムスンがデービッド・ブキャナン(元ヤクルト)、KIAイム・ギヨンの両先発が6回まで共に1失点に抑えて、終盤に突入した。

サムスンは7回裏、4番オ・ジェイルの18号2ランなどで6点を挙げてリードすると、8回にも3点を追加し10-1で勝利した。

サムスンの先発ブキャナンは7回を投げて9安打1失点。1、2回と走者を三塁に置きピンチを招くも切り抜け、失点は3回の1点のみに抑えた。ブキャナンは今月3度の先発いずれも勝利し、3連勝で今季9勝目(8敗)。敗れたKIAは6連敗となった。

◇9月17日(土)の結果

・LG 4 - 1 ハンファ(チャムシル)

 勝:イ ミンホ

 敗:キム ギジュン

・キウム 10 - 3 NC(コチョク)

 勝:イ ヨンジュン

 敗:ルチンスキー

・SSG 1 - 4 トゥサン(インチョン)

 勝:ブランドン

 敗:ノ ギョンウン

・KT 0 - 2 ロッテ(スウォン)

 勝:パク セウン

 敗:コ ヨンピョ

・サムスン 10 - 1 KIA(テグ)

 勝:ブキャナン

 敗:イム ギヨン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「ク・ジャウク8年連続2ケタ盗塁」

サムスンのク・ジャウクが今季10盗塁目を決め、プロ入り以来8年連続となる2ケタ盗塁を記録した。8年連続10盗塁は史上26人目。ク・ジャウクの通算盗塁数は114で昨季は自己最多の27盗塁を決めている。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

SSGランダーズとの2軍戦に1番指名打者で先発出場。ショートへの内野安打、レフト前タイムリーヒット、セカンドゴロ、レフト前ヒットで4打数3安打1打点、盗塁1つを記録している。

⇒ 代走、守備固めからレギュラーの3割打者に 韓国3年目・安田権守の飛躍の理由

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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