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27歳外野手が自身6度目のサヨナラ安打 首位を倒して4連勝<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
サヨナラ安打のペ・ジョンデ(写真:kt wiz/初報から差し替え)

25日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始で行われた。

3位のKTウィズと首位のSSGランダーズの対戦は、初回にSSGが1点を先制すると、2回裏にKTが追いつき同点に。以後、SSGがリードしてはKTが同点にする展開が続き、4-4の同点で延長戦に突入した。

KTは10回裏、1死一、二塁のチャンスを作り、打席には6番のペ・ジョンデ。ペ・ジョンデはSSGのクローザー、ソ・ジンヨンからライトオーバーの二塁打を放ち、5-4としてKTがサヨナラ勝ちを収めた。ペ・ジョンデのサヨナラ安打は自身6度目となる。

KTは4連勝、敗れたSSGは連勝が4で止まった。

◇8月25日(木)の結果

・LG 0 - 1 KIA(チャムシル)

 勝:イ ウィリ

 敗:キム ユンシク

・KT 5 - 4 SSG(スウォン)

 勝:キム ジェユン

 敗:ソ ジンヨン

・ハンファ 4 - 0 トゥサン(テジョン)

 勝:チャン ミンジェ

 敗:キム ミョンシン

・ロッテ 5 - 9 サムスン(プサン)

 勝:ウォン テイン

 敗:パク セウン

・NC 9 - 10 キウム(チャンウォン)

 勝:キム テフン

 敗:キム シフン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「2投手が7年連続50試合登板」

LGツインズのチン・ヘスがKIAタイガース戦の3番手として、またNCダイノスのウォン・ジョンヒョンがキウムヒーローズ戦の4番手で登板。どちらも今季50試合目の出場で、2016年から続く50試合登板を7年に伸ばした。チン・ヘスがリーグ史上5人目、ウォン・ジョンヒョンが6人目の記録達成となる。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

LGツインズとの2軍戦に1番センターで先発出場。1打席目空振り三振、2打席目セカンドゴロ併殺打、3打席目センターフライ、4打席目センター前ヒットで1打点。5打席目は四球だった。

⇒ 代走、守備固めからレギュラーの3割打者に 韓国3年目・安田権守の飛躍の理由

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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