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李大浩が内野安打を含むタイムリー3本の活躍 40歳の今季で引退も打率はリーグ2位<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
タイムリー3本を記録したイ・デホ(写真:ロッテジャイアンツ)

21日のKBOリーグはコチョクスカイドームの試合が14時、残り4試合が17時開始で行われた。

ロッテジャイアンツ-ハンファイーグルス(プサン)はロッテが8-1で勝利。ロッテは1回裏に4番イ・デホのセンター前タイムリーで1点を先制すると、後続打者もヒットを重ねて初回に4点を挙げた。

イ・デホは2回にも2死一、二塁でセンターにヒットを放ち、走者をホームに迎え入れた。

2死三塁で迎えた6回の4打席目は、セカンドベースのショート寄りに守備シフトを敷いた二塁手の右へのゴロ。打球を処理したセカンドが一塁に送球しアウトの判定が下るも、ロッテのリプレー検証の要請により判定が覆ってセーフとなった。

イ・デホはセンター前ヒット2本と内野安打の計3安打がいずれもタイムリーとなり、5打数3安打3打点の活躍。40歳となった今季限りでの現役引退を表明しているイ・デホは、108試合に出場し打率は元広島のホセ・ピレラ(サムスン)に次ぐリーグ2位の3割3分3厘をマーク。14本塁打、66打点を記録している。

(関連記事:イ・デホの引退ツアーがスタート 2安打3打点の活躍もチームは6連敗

◇8月21日(日)の結果

・LG 2 - 4 トゥサン(チャムシル)

 勝:クァク ピン

 敗:イム チャンギュ

・キウム 1 - 6 SSG(コチョク)

 勝:モリマンド

 敗:アン ウジン

・KT 11 - 3 KIA(スウォン)

 勝:デスパイネ

 敗:イム ギヨン

・サムスン 2 - 6 NC(テグ)

 勝:ク チャンモ

 敗:ペク チョンヒョン

・ロッテ 8 - 1 ハンファ(プサン)

 勝:ソ ジュンウォン

 敗:ナム ジミン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「首位SSGの貯金40に」

首位のSSGランダーズがキウムヒーローズに勝利し、ここまでの成績を73勝33敗3分けとして貯金を40とした。敗れた3位のキウムは5連敗で、4位のKTウィズが0.5ゲーム差に迫っている。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

LGツインズ戦での出場はなかった。

⇒ 代走、守備固めからレギュラーの3割打者に 韓国3年目・安田権守の飛躍の理由

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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