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最下位ハンファ連敗を6で止め、勝率2割台を逃れる/LG8年ぶりトゥサンに勝ち越し<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
写真:ハンファイーグルス

20日のKBOリーグは1試合がグラウンドコンディション不良で中止。コチョクスカイドームのゲームが14時開始、残り3試合が18時にスタートした。

ロッテジャイアンツ-ハンファイーグルス(プサン)は5-3でハンファが勝利。ハンファは連敗を6で止めた。ハンファの先発フェリックス・ペーニャが5回1失点で2勝目を挙げた。

最下位のハンファはこの日敗れると勝率2割台、首位とのゲーム差が40ゲーム以上開くところだった。現在のハンファの成績は106試合32勝72敗2分け、勝率3割8厘。

◇8月20日(土)の結果

・LG 6 - 1 トゥサン(チャムシル)

 勝:ケリー

 敗:ストック

・キウム 7 - 14 SSG(コチョク)

 勝:パク チョンフン

 敗:チョン チャンホン

・KT 2 - 5 KIA(スウォン)

 勝:ノリン

 敗:ソ ヒョンジュン

・サムスン 中 止 NC(テグ)

 勝:

 敗:

・ロッテ 3 - 5 ハンファ(プサン)

 勝:ペーニャ

 敗:ナ ギュンアン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「LG、トゥサンに8年ぶり勝ち越し決定」

LGツインズがトゥサンに勝利し対戦成績を9勝4敗として、2014年以来、8年ぶりの勝ち越しを決めた。1リーグ10球団、144試合制のKBOリーグは各チーム16試合ずつ対戦する。

・LGの対トゥサン戦年度別成績

 2022年 9勝4敗(8月20日現在)

 2021年 6勝7敗3分け

 2020年 6勝9敗1分け

 2019年 6勝10敗

 2018年 1勝15敗

 2017年 6勝9敗1分け

 2016年 7勝9敗

 2015年 8勝8敗

 2014年 8勝7敗1分け(9球団128試合制)

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

8月9日以来の1軍登録。LGツインズ戦に8番ライトで先発出場した。1打席目サードゴロ、2打席目空振り三振、3打席目レフトフライ、8回裏の守備でチョ・スヘンと交代した。

⇒ 代走、守備固めからレギュラーの3割打者に 韓国3年目・安田権守の飛躍の理由

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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