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2位攻防戦2RはLGが勝利 キウムはプイグが3試合連続弾放つも及ばず<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
7号ソロを放ったムン・ボギョン(写真:LGツインズ)

6日のKBOリーグは全5試合が18時開始のナイトゲームで行われた。

1ゲーム差で2位を争うキウムヒーローズとLGツインズの3連戦2試合目。前日敗れたLGは、初回に相手先発投手の4四死球でチャンスを作って4得点。中盤以降、追加点を重ねたLGが12-3で勝利した。

LGは8番のムン・ボギョンがレフトポール際への7号ソロを含む、3安打の活躍を見せた。プロ4年目22歳のムン・ボギョンは、昨季途中に育成から昇格し長打力を発揮。この日の一発で昨季記録した8本塁打まであと1本となった。

敗れたキウムは4番ヤシエル・プイグが3試合連続となる、センターバックスクリーンへの13号ソロの他、3安打2打点を記録するも、点差を縮めるには至らなかった。

勝ったLGは97試合58勝38敗1分けで2位に再浮上。キウムは100試合59勝38敗2分けでLGとゲーム差なしの3位となった。

◇8月6日(土)の結果

・LG 12 - 3 キウム(チャムシル)

 勝:イ ミンホ

 敗:ハン ヒョンヒ

・SSG 7 - 6 サムスン(インチョン) 

 勝:ノ ギョンウン

 敗:チェ チュンヨン

・KT 4 - 2 ハンファ(スウォン)

 勝:キム ミンス

 敗:キム ジョンス

・KIA 4 - 7 トゥサン(クァンジュ)

 勝:チョン チョルウォン

 敗:チョン ヘヨン

・ロッテ 1 - 10 NC(プサン)

 勝:ルチンスキー

 敗:チェ ヨンファン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「チェ・ジョンが2000試合出場」

SSGランダーズのチェ・ジョン内野手(35)がサムスンライオンズ戦に3番サードで先発出場し、史上16人目の通算2000試合出場を達成した。チェ・ジョンはイ・スンヨプ(元サムスン)に次ぐ歴代2位の418本塁打を記録。305死球は歴代1位で2位に100個近く差をつけている。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

KIAタイガース戦に1番センターで先発出場した。1打席目ライトフライ、2打席目センターフライ、3打席目四球。6回表2死一、二塁の場面で左投手に対し、代打のキム・ミンヒョクが送られ退いた。

⇒ 代走、守備固めからレギュラーの3割打者に 韓国3年目・安田権守の飛躍の理由

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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