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ク・チャンモ6回無失点で4勝目/安田権守今季3度目の4安打<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
4勝目を挙げたク・チャンモ(写真:NCダイノス)

22日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

KTウィズ-NCダイノス(スウォン)はNC打線が初回にいきなり打者一巡。5番ニック・マティーニの10号2ランを含む8安打を連ねて、7点を先制した。

大量リードを背にNCの先発、エースのク・チャンモは持ち前の落ち着いた投球で6回98球を投げて被安打3、無失点と好投。試合は11-0でNCが大勝しク・チャンモは4勝目(0敗)を挙げた。

KTの先発ペ・ジェソンは2回以降立ち直り、2~5回はNC打線をノーヒットに抑えるも初回の7失点が大きく6敗目(3勝)を喫した。

◇6月22日(水)の結果

・LG 6 - 5 ハンファ(チャムシル)

 勝:ケリー

 敗:ユン デギョン

・SSG 6 - 5 トゥサン(インチョン)

 勝:ソ ドンミン

 敗:ホン ゴンヒ

・KT 0 - 11 NC(スウォン)

 勝:ク チャンモ

 敗:ペ ジェソン

・サムスン 0 - 6 キウム(テグ)

 勝:チェ ウォンテ

 敗:ペク チョンヒョン

・KIA 5 - 7 ロッテ(クァンジュ)

 勝:チェ ジュンヨン

 敗:チョン ヘヨン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

映像:6月22日の試合結果紹介(「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ))

◆「2球場で延長戦に」

SSGランダーズ-トゥサンベアーズ(インチョン)とKIAタイガース-ロッテジャイアンツ(クァンジュ)が延長戦に突入。インチョンではSSGはサヨナラ勝ちを収めている。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

SSG戦に1番センターで先発出場。1打席目レフト前ヒット、2打席目は無死一塁で自分も生きようというピッチャー右へのバントヒットが成功。相手守備の乱れで二塁に進んだ。

3打席目はファーストゴロ、4打席目は1死一塁で一、二塁間を破るヒット。9回表の5打席目はピッチャーのグラブを弾く内野安打で、カバーしたセカンドの悪送球で二塁へ。そして続くホセ・フェルナンデスの同点2ランでホームに還った。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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