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今月40歳の李大浩がサヨナラ安打。打率3割5分はリーグ2位/安田権守4安打3打点<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
サヨナラ安打を放ち祝福されるイ・デホ(写真:ロッテジャイアンツ)

9日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

トゥサンベアーズ-ハンファイーグルス(チャムシル)は16-7でトゥサンが大勝。1番ライトで先発出場のトゥサンのアン・グォンス(安田権守)が4安打3打点の活躍を見せた。

4安打3打点のアン・グォンス(写真:トゥサンベアーズ)
4安打3打点のアン・グォンス(写真:トゥサンベアーズ)

アン・グォンスは1打席目空振り三振。3回裏の2打席目は無死一、二塁で四球を選んだ。この回のトゥサンは連続押し出しデッドボール、暴投、犠飛などで6点を挙げた。

アン・グォンスは3打席目にピッチャー返しのセンター前ヒットを放つと、5回2死一、二塁ではセンターオーバーの2点タイムリー二塁打。6回にも2死一、二塁で一、二塁間を破るタイムリーヒットでこの日3打点目を記録した。

8回の5打席目は無死一塁で、チェンジアップにうまく合わせて右中間へのヒット。アン・グォンスの1試合4安打は今季2度目。前回5月26日の4安打もハンファ戦だった。

この日16得点のトゥサンはリーグ史上7度目の先発全員打点、得点を記録。またハンファの5投手が与えた四死球は12個だった。

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◇6月9日(木)の結果

・トゥサン 16 - 7 ハンファ(チャムシル)

 勝:イ ヨンハ

 敗:ムン ドンジュ

・キウム 1 - 7 KT(コチョク)

 勝:オム サンベク

 敗:エップラー

・KIA 5 - 1 LG(クァンジュ)

 勝:イム ギヨン

 敗:イ ミンホ

・ロッテ 7 - 6 サムスン(プサン)

 勝:キム ユヨン

 敗:チャン ピルチュン

・NC 5 - 4 SSG(チャンウォン)

 勝:リュ ジンウク

 敗:ソ ジンヨン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「イ・デホ、サヨナラ安打」

ロッテジャイアンツ-サムスンライオンズ(プサン)は9回表にサムスンが4点差を追いつき延長戦に突入。6-6で迎えた11回裏、ロッテは2死一、二塁で3番のイ・デホが左中間へ大きな二塁打。二塁走者が還ってロッテがサヨナラ勝ちを収めた。

この日、サヨナラ打を含む3安打2打点を記録したイ・デホは今月21日で40歳。打率はリーグ2位の3割5分をマークしている。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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