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元ヤクルト・スアレス、無援護からの脱出 ようやく好投報われ4月21日以来の2勝目<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
2勝目を挙げたスアレス(写真:サムスンライオンズ)

8日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

ロッテジャイアンツ-サムスンライオンズ(プサン)はサムスンの先発、アルバート・スアレス(元ヤクルト)が初回に1番からの4連打で1点を喫するもその後は立ち直り、6回108球を投げて被安打6、失点1に抑えた。

これまでのスアレスは好投するも味方の援護に恵まれなかったが、この日は味方打線が4回に1点、5回に3点を挙げ、勝ち投手の権利を得てマウンドを降りた。

試合は4-2でサムスンが勝利。スアレスは12試合目の登板で4月21日以来の2勝目(4敗)を挙げた。防御率はリーグ7位の2.55。

◇6月8日(水)の結果

・トゥサン 1 - 5 ハンファ(チャムシル)

 勝:ユン デギョン

 敗:チェ ウォンジュン

・キウム 5 - 5 KT(コチョク)

 勝:

 敗:

・KIA 7 - 11 LG(クァンジュ)

 勝:プルトコ

 敗:ロニー

・ロッテ 2 - 4 サムスン(プサン)

 勝:スアレス

 敗:バーンズ

・NC 2 - 2 SSG(チャンウォン)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

映像:6月8日の試合結果紹介(「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ))

◆「オールスターファン投票開始」

2019年以来、3年ぶりの開催が予定されているオールスター戦のファン投票が8日から開始。投票はインターネット上で行い、1人あたり1日1回、最大で3回まで投票出来る。オールスター戦は7月16日にチャムシル球場で行われる。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

ハンファイーグルス戦に1番ライトで先発出場し、相手の先発投手ユン・デギョンと3打席目まで対戦。1打席目ファーストライナー、2打席目一、二塁間を破るヒット、3打席目空振り三振、4打席目も一、二塁間を抜くヒットを放った。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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