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初回に10安打11得点。24-3でトゥサンが大勝 フェルナンデス6安打6打点<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ホセ・フェルナンデス(写真:トゥサンベアーズ)

26日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

3連勝中のハンファイーグルスと3連敗中のトゥサンベアーズの対戦は、トゥサン打線が初回にハンファの先発ユン・デギョンから、7本のヒットと2つの四死球で6得点。

さらに2番手のチュ・ヒョンサンから3本のタイムリーで5点を追加したトゥサンは、1回表に10安打で11点を挙げた。

トゥサンは2、3、4回にも得点を重ねて5回までに18点。結局27安打を連ねたトゥサンが24-3で勝利した。

トゥサンの2番ホセ・フェルナンデスは2号2ラン、二塁打2本を含む6打数6安打6打点。打率を2割8分4厘から3割9厘まで上げている。

◇5月26日(木)の結果

・LG 5 - 12 キウム(チャムシル)

 勝:ヨキッシュ

 敗:プルトコ

・SSG 6 - 5 ロッテ(インチョン)

 勝:チェ ミンジュン

 敗:キム ユヨン

・ハンファ 3 - 24 トゥサン(テジョン)

 勝:ストック

 敗:ユン デギョン

・サムスン 7 - 9 KIA(テグ)

 勝:ホン サンサム

 敗:ホン ジョンウ

・NC 1 - 2 KT(チャンウォン)

 勝:ソ ヒョンジュン

 敗:イ ジェハク

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「KTが外国人打者を入れ替え」

KTウィズは死球を右足小指に受け戦列を離れていた、ヘンリー・ラモス外野手の放出を決定。新外国人選手としてアンソニー・アルフォード外野手を獲得したと発表した。ラモスは18試合に出場し打率2割5分、3本塁打、11打点という成績だった。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

ハンファ戦に1番ライトで先発出場。初回に2度打席が回り、1打席目センター前ヒット、2打席目サードへのインフィールドフライ。3打席目はセンターへのタイムリーヒット、4打席目ライトへのヒット、5打席目四球、6打席目レフトフライ、7打席目はハンファの6番手でマウンドに上がった野手のイ・ドユンからレフト前ヒットを放ち、自身初の1試合4安打となった。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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