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2球場でサヨナラゲーム 結末は押し出し死球と押し出し四球<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
押し出し死球のチェ・ジフン(中央。写真:SSGランダーズ)

24日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

SSGランダーズ-ロッテジャイアンツ(インチョン)とNCダイノス-KTウィズ(チャンウォン)はサヨナラゲームに。

インチョンでは9回裏1死満塁、SSGの8番チェ・ジフンの初球が右ひじへのデッドボールとなって、押し出しによりSSGが3-2で勝利。

またチャンウォンでは延長10回裏無死満塁で、この日3安打の3番パク・コンウがフルカウントからフォアボールを選び、こちらも押し出しでNCが3-2で勝利した。

首位SSGはこの日の白星で30勝1番乗り。45試合目で貯金を17としている。

◇5月24日(火)の結果

・LG 4 - 6 キウム(チャムシル)

 勝:キム ソンギ

 敗:キム ユンシク

・SSG 3 - 2 ロッテ(インチョン)

 勝:ソ ジンヨン

 敗:バーンズ

・ハンファ 6 - 3 トゥサン(テジョン)

 勝:キム ミンウ

 敗:クァク ピン

・サムスン 3 - 4 KIA(テグ)

 勝:ホン サンサム

 敗:イ スンヒョン

・NC 3 - 2 KT(チャンウォン)

 勝:ウォン ジョンヒョン

 敗:キム ジェユン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「ハンファのエースが3勝目」

ハンファイーグルスの先発キム・ミンウが、トゥサンベアーズを7回2安打1失点に抑え3勝目を挙げた。昨季自身初の2ケタ勝利となる14勝を挙げたチームのエースは、今季大量失点するゲームが続いていたが、先週のサムスンライオンズ戦に続き好投を見せた。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

ハンファ戦に1番ライトで先発出場。1打席目ショートゴロ、2打席目センターフライ、3、4打席目はレフトフライだった。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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