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14安打12得点でトゥサンが大勝 連敗を5で止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
3安打4打点のカン・スンホ(写真:トゥサンベアーズ)

21日のKBOリーグは全5試合が17時開始で行われた。

トゥサンベアーズ-ロッテジャイアンツ(チャムシル)はトゥサン打線がロッテのエース、パク・セウンに対し、相手の守備の乱れもあって4回までに5得点。7、8回にも計7点を追加したトゥサンが12-4で勝利した。

トゥサンは3番カン・スンホが3安打4打点の活躍。大勝したトゥサンは連敗を5で止めた。

◇5月21日(土)の結果

・トゥサン 12 - 4 ロッテ(チャムシル)

 勝:チェ ウォンジュン

 敗:パク セウン

・キウム 11 - 2 ハンファ(コチョク)

 勝:エップラー

 敗:チャン ミンジェ

・SSG 3 - 4 LG(インチョン)

 勝:イ ミンホ

 敗:イ テヤン

・サムスン 2 - 5 KT(テグ)

 勝:キム ジェユン

 敗:ムン ヨンイク

・KIA 4 - 7 NC(クァンジュ)

 勝:キム ジンホ

 敗:イム ギヨン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

ロッテ戦に1番ライトで先発出場。1打席目、2打席目四球、4回の3打席目1死一塁で、一塁走者のスタートで広く空いた三遊間を破るヒット。後に二塁に進塁し、二死でのワイルドピッチの際に三塁進塁を試みたがアウトになった。4打席目セカンドゴロ、8回の5打席目は1死一塁でレフト前ヒットを放ち、カン・スンホの3点二塁打で生還した。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

◆「リーグトップクラスの出塁率と平均投球数」

5月に入り1番打者に定着したアン・グォンスは、規定打席不足も打率3割5分5厘をマークし、出塁率はリーグトップクラスの4割6分2厘。一打席あたりの平均投球数(P/PA)も4.43と高く、トップバッターとして役割を果たしている。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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