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イ・ジョンフ勝ち越し二塁打と4号ソロ チームの全打点を叩き出して連敗を3で止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
一発を放ちナインに祝福されるイ・ジョンフ(写真:キウムヒーローズ)

23日のKBOリーグは1試合が14時開始、4試合が17時開始で行われた。

14時開始のキウムヒーローズ-KIAタイガース(コチョク)はKIAが1-0でリードの3回裏、キウムは1死二、三塁で3番イ・ジョンフが打席に。イ・ジョンフはKIAの先発左腕イ・ウィリからレフトオーバーの2点タイムリー二塁打を放ち、逆転に成功した。

逆転の決勝二塁打を放ったイ・ジョンフ(写真:キウムヒーローズ)
逆転の決勝二塁打を放ったイ・ジョンフ(写真:キウムヒーローズ)

キウムは5回にもイ・ジョンフがイ・ウィリの内角の直球を右中間に運ぶ、4号ソロホームラン。3-1とリードを広げた。

試合はそのままキウムが3-1で勝利し、決勝打を放ったイ・ジョンフの3打点がキウムの全得点となった。キウムの先発チェ・ウォンテは5回4安打1失点で2勝目(0敗)。キウムは連敗を3で止めた。

◇4月23日(土)の結果

・トゥサン 4 - 2 LG(チャムシル)

 勝:チェ スンヨン

 敗:イム ジュンヒョン

・キウム 3 - 1 KIA(コチョク)

 勝:チェ ウォンテ

 敗:イ ウィリ

・KT 4 - 3 NC(スウォン)

 勝:シム ジェミン

 敗:キム ヨンギュ

・ハンファ 9 - 2 SSG(テジョン)

 勝:シン ジョンラク

 敗:ノバ

・サムスン 2 - 4 ロッテ(テグ)

 勝:スパークマン

 敗:イ ジェウク

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「ピレラとキム・ヒョンスが退場」

テグとチャムシルで球審のストライク判定を不服とし、抗議した2選手が退場になった。サムスンライオンズ-ロッテジャイアンツ(テグ)ではサムスンの3番ホセ・ピレラ(元広島)が、トゥサンベアーズ-LGツインズ(チャムシル)ではLGの4番キム・ヒョンスが試合途中にベンチから退いた。

キム・ヒョンスのケースは三振時ではなく初球で、トゥサンの先発アリエル・ミランダ(元ソフトバンク)の高めの変化球がストライクと判定され、抗議したところ退場となっている。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサンベアーズ)>

LG戦の8回表、1番キム・インテに代わってライトの守備に入った。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載しています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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