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サムスンが初回に10安打9得点 先発全員の19安打で勝利<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
スコアボードとタイムリーを放ったオ・ジェイル(写真:サムスンライオンズ)

3日の韓国KBOリーグは全5試合が14時開始のデーゲームで行われました。

トゥサンベアーズ-サムスンライオンズ(チャムシル)は1回表、サムスンが無死満塁で4番オ・ジェイル選手のセンターとレフトの間に落ちる2点タイムリーで先制。後続打者も犠飛や適時打で5点を挙げ、トゥサンの先発ユ・ヒグァン投手をマウンドから降ろしました。

サムスンは2死後も得点を重ね、初回に打者14人で10安打9得点。追うトゥサンもその裏4点を挙げて追い上げましたが、試合は13-9でサムスンが勝利。サムスンは先発全員の19安打、一方のトゥサンも15安打の打ち合いとなりました。

◆「首位KTが連敗を止める」

首位のKTウィズはSSGランダーズと対戦。1点リードの8回裏、エラーで逆転されるも、9回表にパク・キョンス選手のタイムリーで勝ち越しに成功し、連敗を4で止めました。2位LGツインズとのゲーム差は3.5です。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

サムスン戦の7回表、1番センターのチョン・スビン選手に代わってライトの守備に入りました。8回裏無死二塁で打順が回り、センターの前に落ちる今季5本目のヒットを記録しています。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。4日は試合がありません。

◇10月3日(日)の結果

・トゥサン 9 - 13 サムスン(チャムシル)

 勝:ムン ヨンイク

 敗:ユ ヒグァン

・キウム 3 - 3 LG(コチョク)

 勝:

 敗:

・SSG 6 - 8 KT(インチョン)

 勝:イ デウン

 敗:チャン ジフン

・KIA 9 - 6 ハンファ(クァンジュ)

 勝:チョン サンヒョン

 敗:ファン ヨングク

・ロッテ 11 - 7 NC(プサン)

 勝:ク スンミン

 敗:キム ジンソン

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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