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現在5位の昨年の覇者が4連勝で貯金5に/感染症関連で初の試合中止<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
決勝3ランを放ったカン・ジンソン(写真:NCダイノス)

29日の韓国KBOリーグは2試合が感染症関連で初の中止となり、残り3試合が行われました。

KIAタイガース-NCダイノス(クァンジュ)は7-3でNCが勝利。3-3の6回表、NCの8番カン・ジンソン選手が放った4号3ランが決勝打となっています。NCの先発ドリュー・ルチンスキー投手は、6回4安打3失点で8勝目(4敗)を挙げました。昨季の覇者で現在5位のNCは、4連勝で36勝31敗2分け。首位とは4ゲーム差です。

◆「感染症関連で2試合が初の中止に」

28日にトゥサンベアーズのスコアラーとKTウィズのコーチが、新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。両チームの選手はPCR検査の結果、全員陰性でしたがPCR検査とは別にKTの選手の疫学調査を実施。防疫当局による結果が29日の時点で出ていないことから、KTとLGツインズの対戦は中止となりました。

またKTが27日に試合を行った、テジョン球場の疫学調査の結果も出ていないため、同球場のハンファイーグルス-トゥサンベアーズも中止になっています。

その他にロッテジャイアンツのラリー・サットン監督は、14日に韓国入国した家族の感染がわかり、2週間の自主隔離に入りました。復帰までの間、チェ・ヒョンコーチが監督代行を務めます。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

ハンファイーグルス戦は上記の通り、感染症関連で中止でした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が3試合の結果です。

◇6月29日(火)の結果

・LG 中 止 KT(チャムシル)

 勝:

 敗:

・キウム 5 - 13 ロッテ(コチョク)

 勝:ノ ギョンウン

 敗:チェ ウォンテ

・SSG 10 - 3 サムスン(インチョン)

 勝:パク ミンホ

 敗:チェ チェフン

・ハンファ 中 止 トゥサン(テジョン)

 勝:

 敗:

・KIA 3 - 7 NC(クァンジュ)

 勝:ルチンスキー

 敗:イ スンジェ

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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