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代表左腕が約1年ぶりの復活登板で5回無失点 通算111勝目挙げる<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
チャ・ウチャン(写真:LGツインズ)

6日の韓国KBOリーグは全5試合が17時開始で行われました。

KIAタイガース-LGツインズ(クァンジュ)はLGの先発マウンドに韓国を代表する左腕の一人、チャ・ウチャン投手が上がりました。

チャ・ウチャン投手は左肩の故障で昨年7月24日以来の1軍マウンド。5回まで毎回ランナーを出しながらも5回73球を投げて被安打4、三振4、KIA打線を0点に抑えました。ストレートは140キロ台前半が最速でしたが、スライダーで左右両打者から空振りを誘い、要所を締めていきました。

試合はLGが4回に9点を挙げて大量リードし、10-0で勝利。チャ・ウチャン投手は昨年7月18日ハンファイーグルス戦以来の白星を挙げています。

プロ16年目34歳のチャ・ウチャン投手は、この日の勝利で通算111勝目。経験豊富な左腕が帰ってきました。

◆「1-9から13-10に大逆転」

3連勝中のNCダイノスと3連敗のハンファの対戦は、NCが6回を終わって9-1で8点をリードするも、ハンファは7回表に8点を挙げて同点に。8、9回にも得点を重ねて、13-10で大逆転勝利しました。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

SSGランダーズ戦の9回表、センターの守備に入りました。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。7日は試合がありません。

◇6月6日(日)の結果

・トゥサン 1 - 4 SSG(チャムシル)

 勝:フォント

 敗:イ スンジン

・キウム 1 - 3 サムスン(コチョク)

 勝:ウォン テイン

 敗:アン ウジン

・KT 7 - 8 ロッテ(スウォン)

 勝:キム ウォンジュン

 敗:イ ボグン

・KIA 0 - 10 LG(クァンジュ)

 勝:チャ ウチャン

 敗:イ ミンウ

・NC 10 - 13 ハンファ(チャンウォン)

 勝:カン ジェミン

 敗:イム ジョンホ

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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