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4割超えで打率トップの21歳 先制&追加点を叩き出してチームは3連勝<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
先制打、追加点で2打点のカン・ベクホ(写真:kt wiz/初報から差し替え)

5月1日の韓国KBOリーグは、全5試合が17時開始のナイトゲームで行われました。

KTウィズ-KIAタイガース(スウォン)はKTペ・ジェソン、KIAアーロン・ブルックス両先発投手の好投でスタート。KTは0-0の3回裏、1死一、二塁のチャンスを作ると、3番カン・ベクホ選手がライト前にタイムリーヒットを放ち、1点を先制しました。

試合は1-0でKTがリードのまま終盤に突入。KIAはブルックス投手が6回1失点でマウンドを降りました。KTは7回裏、3回と同じく9番シム・ウジュン選手が無死で出塁し、2死二塁で3番のカン・ベクホ選手が打席に入りました。

この場面でカン・ベクホ選手はセンター前ヒット。貴重な追加点となるタイムリーヒットで2-0としました。

試合は8回にも1点を追加したKTが3-0で勝利。KTは3連勝です。KTの先発ペ・ジェソン投手は7回100球を投げて被安打3、無失点で今季2勝目(2敗)を挙げています。

◆「打率4割超えのカン・ベクホ、リーグトップ」

決勝打となる先制タイムリーと、リードを広げるタイムリーを放ち、3打数2安打2打点と活躍したカン・ベクホ選手。打率は4割1分5厘でリーグトップです。ここまで24試合でノーヒットは2試合のみ。リーグを代表する21歳の好打者は、開幕2戦目以外は毎試合出塁しています。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

8回表、キム・インテ選手に代わってライトの守備に入り、9回表に守備位置をレフトに移動。9回裏の先頭打者で打順が回り、ファーストゴロでした。12回裏に2打席目が回りましたが、代打が送られ退いています。

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以下が全5試合の結果です。

◇5月1日(土)の結果

・トゥサン 2 - 5 SSG(チャムシル)

 勝:キム サンス

 敗:パク チョンギ

・KT 3 - 0 KIA(スウォン)

 勝:ペ ジェソン

 敗:ブルックス

・サムスン 8 - 2 LG(テグ)

 勝:ヤン チャンソプ

 敗:イ ミンホ

・ロッテ 3 - 11 ハンファ(プサン)

 勝:キンガム

 敗:イ スンホン

・NC 9 - 13 キウム(チャンウォン)

 勝:キム ジョンイン

 敗:パーソンズ

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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