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故障の代表守護神が帰還し今季初セーブ チームの連敗を止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
今季初セーブを挙げたチョ・サンウ(写真:キウムヒーローズ)

25日の韓国KBOリーグは、全5試合が14時開始のデーゲームで行われました。

コチョクスカイドームで行われた最下位(10位)のキウムヒーローズと5.5ゲーム差で1位のSSGランダーズの対戦。キウムは2-3で迎えた8回裏に2点を挙げて逆転に成功。4-3としました。

キウムは9回表、5番手のマウンドにクローザーのチョ・サンウ投手が登場。左足首じん帯損傷によりチーム合流が遅れていたチョ・サンウ投手は、今季4試合目の登板で打者3人をセカンドゴロ、ライトフライ、レフトフライに抑えてゲームを締めました。

チョ・サンウ投手は前日負け投手となりましたが、この日は抑えて今季初セーブ。チームの連敗を止めています。SSGの連勝は3でストップです。

この日の最速は150キロだったチョ・サンウ投手。球威が戻りつつある守護神の復帰でキウムは開幕からの出遅れを取り戻します。

◆「オ・スンファンKBOリーグ通算300セーブ達成」

韓国を代表するクローザーで日本、メジャーでもプレーしたオ・スンファン投手(サムスン)が、KBOリーグ通算300セーブを達成しました。

(関連記事:元阪神・呉昇桓がKBOリーグ通算300セーブ達成 古巣の和田元監督、福原コーチも祝福

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

NCダイノス戦の7回表、キム・ジェファン選手に代わってレフトの守備に入りました。8回裏、無死一塁で打順が回り、結果はレフトフライでした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。26日は試合がありません。

◇4月25日(日)の結果

・トゥサン 0 - 10 NC(チャムシル)

 勝:パーソンズ

 敗:イ ヨンハ

・キウム 4 - 3 SSG(コチョク)

 勝:オ ジュウォン

 敗:キム テフン

・KT 6 - 5 ロッテ(スウォン)

 勝:キム ジェユン

 敗:キム ウォンジュン

・ハンファ 0 - 8 LG(テジョン)

 勝:イ ミンホ

 敗:キンガム

・KIA 2 - 3 サムスン(クァンジュ)

 勝:ウ ギュミン

 敗:チャン ヒョンシク

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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