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7戦無失点のクローザーから1点もぎ取り 延長戦でKIAがLGに勝利<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
勝ち越しタイムリーのリュ・ジヒョク(写真:KIAタイガース/初報から差し替え)

22日の韓国KBOリーグは、全5試合がナイトゲームで行われました。

チャムシル球場のLGツインズ-KIAタイガースは2-2で延長戦に突入。KIAは10回表、9回2死から登板のLGのクローザー、コ・ウソク投手から四球2つで2死一、二塁のチャンスをつかむと、8番リュ・ジヒョク選手が一、二塁間をやぶるタイムリーヒット。3-2と勝ち越しし、1点のリードを守って勝利しました。

コ・ウソク投手はここまで7試合で無四球、無失点で5セーブを挙げていましたが、今季初の回またぎとなったこの日は2つの四球を与え初失点。初黒星となりました。

◆「キウム、連敗7でストップ」

先週14日から負けが続いていたキウムヒーローズは、打率2割6厘の4番パク・ピョンホ選手を先発オーダーから外し、ハンファイーグルスと対戦。8-3で勝利し、連敗を7で止めました。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

ロッテジャイアンツ戦の7回裏、ライトの守備に入りました。12-1でリードの8回表無死で打席が回り、結果はショートライナー、9回表2死二、三塁での2打席目はファーストゴロでした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇4月22日(木)の結果

・LG 2 - 3 KIA(チャムシル)

 勝:チョン ヘヨン

 敗:コ ウソク

・ハンファ 3 - 8 キウム(テジョン)

 勝:ハン ヒョンヒ

 敗:チャン シファン

・サムスン 6 - 11 SSG(テグ)

 勝:ハ ジェフン

 敗:イム ヒョンジュン

・ロッテ 1 - 13 トゥサン(プサン)

 勝:ロケット

 敗:ストレイリー

・NC 5 - 11 KT(チャンウォン)

 勝:デスパイネ

 敗:ルチンスキー

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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