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軍から復帰のサイドスロー 先発で好投続けて2勝目を挙げる<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
先発で2勝目を挙げたコ・ヨンピョ(写真:kt wiz/初報から差し替え)

18日の韓国KBOリーグは、全5試合が14時開始のデーゲームで行われました。

スウォンKTウィズパークのKTウィズ-キウムヒーローズは、10-2でKTが勝利。KTは先発のコ・ヨンピョ投手が6回91球を投げて被安打5、キウム打線を2点に抑えました。

コ・ヨンピョ投手は今季3試合に先発し、いずれも安定感のある投球を見せてこの日2勝目。2017、18年と先発投手として役割を果たしたコ・ヨンピョ投手は軍服務を経て、今季チームに戻ってきました。

平均120キロに満たないチェンジアップと、130キロ台の直球を丁寧にコーナーに投げ込み、打者を打ち取っています。

KTはこの日の勝利で4連勝。敗れたキウムは5連敗で、最下位の10位に転落しました。

◆「チェ・ヒョンウ2000安打目前」

KIAタイガースのチェ・ヒョンウ選手はSSGランダーズ戦に4番指名打者で出場し、4打数1安打。通算2000安打まであと2本としました。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

外野手のチョン・スビン選手が右内腹斜筋の損傷で登録抹消となりましたが、アン・グォンス選手は1軍には上がらず、外野守備も可能な内野手のパク・チフン選手が登録されています。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇4月18日(日)の結果

・LG 1 - 9 トゥサン(チャムシル)

 勝:ミランダ

 敗:イ ミンホ

・SSG 4 - 2 KIA(インチョン)

 勝:フォント

 敗:ナム ジェヒョン

・KT 10 - 2 キウム(スウォン)

 勝:コ ヨンピョ

 敗:チェ ウォンテ

・ロッテ 0 - 7 サムスン(プサン)

 勝:ウォン テイン

 敗:パク セウン

・NC 3 - 11 ハンファ(チャンウォン)

 勝:カーペンター

 敗:イ ジェハク

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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