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4発含む先発全員安打でLG大勝 眠れる5番も1発3安打でお目覚め<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
チェ・ウンソン(写真:LGツインズ)

14日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

コチョクスカイドームのキウムヒーローズ-LGツインズは、LGツインズが13-2で勝利。LGの先発チョン・チャンホン投手は、キウム打線を6回2安打無失点に抑え、打線は3、5、7、8番に一発が飛び出し、快勝しました。

中でも5番のチェ・ウンソン選手は、開幕から7試合で打率1割2分5厘、打点は0でしたが、この日は3回の2打席目に今季1号が飛び出して初打点。3、4打席にもヒットが出て3安打の活躍。今季初の複数安打となりました。

◆「土曜日17時開始が14時に変更になるケース」

KBOリーグでは試合開始時間が平日、土曜日、休日の3パターンに分けられていて、月ごとに開始時間が設定されています。

4月は平日が18時30分、土曜日が17時、休日が14時なのですが、土曜日の試合が14時に変更になることがあります。その理由は地上波テレビの中継のためです。通常、全5試合が4社・5つのケーブル系チャンネルで中継されていますが、土曜日の一部カードは地上波中継されます。

ただ17時開始だと通常の番組編成に与える影響が大きいため、地上波局の要望に応える形で、日中の14時開始に変更になります。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

SSGランダーズとの2軍戦に1番センターで先発出場し、4打数3安打1打点1四球。3回に盗塁を決めています。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇4月14日(水)の結果

・トゥサン 3 - 1 KT(チャムシル)

 勝:イ ヨンハ

 敗:ペ ジェソン

・キウム 2 - 13 LG(コチョク)

 勝:チョン チャンホン

 敗:キム ジョンイン

・SSG 0 - 3 NC(インチョン)

 勝:パーソンズ

 敗:ムン スンウォン

・サムスン 2 - 6 ハンファ(テグ)

 勝:キンガム

 敗:イ スンミン

・KIA 3 - 2 ロッテ(クァンジュ)

 勝:チョン ヘヨン

 敗:キム デウ

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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