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残り2試合で2~5位の4チームが1.5ゲーム差 2、3位が延長負けで混戦続く<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
KT戦でサヨナラ打のプレストン・タッカー(写真:KIAタイガース)

28日の韓国KBOリーグは3試合がナイトゲームで行われました。

2~5位の4チームが2位争いを行う中、この日は2位LGツインズと3位KTウィズの試合が、それぞれチャムシルとクァンジュで行われました。

ハンファイーグルスと対戦したLGは延長11回6-7で敗戦。KIAタイガースと顔を合わせたKTは延長10回裏、KIAの3番プレストン・タッカー選手のサヨナラ打により3-4で敗れました。両チームはゲーム差なしのまま変わりません。

これにより両チームを追う4位キウムヒーローズは2、3位に0.5ゲーム差と肉薄し、5位のトゥサンベアーズも1ゲーム差で、4チームの差は1.5ゲームとなりました。

残り試合はKTとトゥサンが2試合、LGとキウムが1試合です。

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「球団バスの運転手さんが始球式」

LGは今季のホーム最終戦で、選手が乗車する球団バスを担当するカン・ヨンフン運転手が始球式を行いました。

カン・ヨンフンさんは1989年(当時MBC)からハンドルを握ってきましたが、今季限りで退職することからこの日、マウンドに立ちました。

KBOリーグの遠征は基本バス移動。カン・ヨンフンさんはLGの球団バス1号車を担当していました。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

この日は試合がありませんでした。次の試合は29日のKIAタイガース戦です。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が3試合の結果です。

◇10月28日(水)の結果

・LG 6- 7 ハンファ(チャムシル)

 勝:キム ジンヨン

 敗:コ ウソク

・KIA 4- 3 KT(クァンジュ)

 勝:キム ヒョンジュン

 敗:チョン ユス

・ロッテ 1- 7 NC(プサン)

 勝:ソン ミョンギ

 敗:チェ ヨンファン

 

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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