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KT、延長11回サヨナラ勝ちで3連勝 3位浮上で首位と4ゲーム差<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
サヨナラ弾を放ったペ・ジョンデ(写真:kt wiz/初報から差し替え)

18日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

スウォンKTウィズパークのKTウィズ-トゥサンベアーズは4-4で迎えた延長11回裏、KTは1死ランナーなしの場面で1番ペ・ジョンデ選手がレフトに13号ソロホームラン。KTは5-4としてサヨナラ勝ちを収めました。

この日のペ・ジョンデ選手は4回表の守備で、トゥサンの4番キム・ジェファン選手の左中間への大飛球を、フェンス際でジャンプ一番、スーパーキャッチ。そしてバットではゲームを決める一打を放ちました。

KTは3連勝で、この日敗れたLGツインズと同率の3位に。首位NCダイノスから3位LG、KTまでの4チームが4ゲーム差の中にひしめく混戦となっています。

◆「SK途中加入の外国人打者、死球で長期離脱に」

17日のNC戦で左手に死球を受けたSKワイバーンズのタイラー・ホワイト選手が、全治8週間の骨折との診断を受けました。

途中入団のホワイト選手は8月23日にKBOリーグ初出場。しかし2試合目で右手への死球で登録抹消となり、今月10日に復帰しましたが、今度は長期の離脱となります。

ホワイト選手は9試合に出場、打率1割3分6厘、1本塁打、4打点という成績です。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

8月20日以来、約1ヶ月ぶりに2軍戦に出場。LGツインズ戦に1番センターで出場し、二塁打1本を含む4打数3安打でした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。

◇9月18日(金)の結果

・LG 3- 5 ロッテ(チャムシル)

 勝:コ ヒョジュン

 敗:チョン ウヨン

・キウム 0- 2 ハンファ(コチョク)

 勝:ユン デギョン

 敗:ヨキッシュ

・SK 5- 9 NC(インチョン)

 勝:キム ジンソン

 敗:イ ゴンウク

・KT 5- 4 トゥサン(スウォン)

 勝:チョン ユス

 敗:パク チグク

・サムスン 5- 13 KIA(テグ)

 勝:チャン ヒョンシク

 敗:チェ ジグァン

 

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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