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釜山ロッテが伝説のユニフォームで1イニング10得点 2戦連続2ケタ得点挙げる<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
満塁弾を放ったアン・チホン(写真:ロッテジャイアンツ)

11日の韓国KBOリーグは1試合が雨で中止。4試合がナイトゲームで行われました。

プサンサジク球場のロッテジャイアンツ-サムスンライオンズは、両チームがオールドユニフォームを着用して対戦。

10日の試合前、両チームのオールスターファン投票で選出された選手が記念撮影(写真:サムスンライオンズ)
10日の試合前、両チームのオールスターファン投票で選出された選手が記念撮影(写真:サムスンライオンズ)

ロッテは1-3で2点を追う4回裏、打者一巡の猛攻を見せ、7番アン・チホン選手の6号満塁ホームランを含む、10得点を挙げて逆転しました。

試合は12-4でロッテが勝利。13-8で勝利した前日に続く、2試合連続2ケタ得点で3連勝を飾っています。敗れたサムスンは4連敗です。

◆「残り約40試合、順位争いの行方は」

各チーム、100試合以上を消化し、残り試合が40試合前後となりました。1位からポストシーズン進出圏内の5位までのゲーム差は6。7位ロッテまで勝率5割以上を記録する、混戦模様となっています。

上位を見ると、1位NCダイノスと2位キウムヒーローズはどちらも優勝経験がなく、3位LGツインズは25シーズン優勝から遠ざかっているチーム。これまでとは違った順位争いが繰り広げられています。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

ハンファイーグルスとの2軍戦は感染症防疫対策のため、中止でした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が4試合の結果です。

◇9月11日(金)の結果

・LG 2- 8 キウム(チャムシル)

 勝:ブリガム

 敗:ウィルソン

・ハンファ 3- 4 SK(テジョン)

 勝:ムン スンウォン

 敗:チャン シファン

・KIA 中 止 トゥサン(クァンジュ)

 勝:

 敗:

・ロッテ 12- 4サムスン(プサン)

 勝:ソ ジュンウォン

 敗:ウ ギュミン

・NC 9- 1 KT(チャンウォン)

 勝:ルチンスキー

 敗:クエバス

 

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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