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球宴ファン投票で最多得票 元メジャー遊撃手が御礼弾含む4打点の活躍<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
球宴得票1位御礼の10号2ランを放ったマチャド(写真:ロッテジャイアンツ)

7日の韓国KBOリーグはプサンサジク球場のロッテジャイアンツ-LGツインズの1試合が行われました。

試合はロッテが1回裏に打者一巡の猛攻で6得点。2回にも4点を入れて、序盤に大きくリードし12-6で勝利しました。

結果はダブルスコアですが、ヒットの数は両チームともに16安打ずつの乱打戦でした。敗れたLGは連勝が7で止まっています。

この試合でロッテの6番ディクソン・マチャド選手が、10号2ランを含む4打点の活躍を見せました。

◆「外国人選手2度目のファン投票最多得票を獲得」

今年は新型コロナウイルスの感染拡大によりシーズン開幕が遅れ、オールスター戦も中止に。しかしKBOリーグではオールスターファン投票を実施。集計結果が7日に発表になりました。総得票数は昨年より約13%も多かったそうです。

得票数が最も多かったのはドリームチーム(トゥサン、SK、KT、サムスン、ロッテ)の遊撃手部門で選ばれたディクソン・マチャド選手(ロッテ)の849,441票。外国人選手が最多得票を獲得したのは2008年、同じくロッテのカリーム・ガルシア選手(元オリックス)以来、12年ぶり2人目です。

マチャド選手は97試合に出場し、打率2割9分8厘、10本塁打、55打点。ショートでの華麗な守備で人気を集めています。

実際のオールスター戦は行われませんが、9月8日から27日までの公式戦で、ファン投票で選ばれた選手の勝利貢献度(WPA)を集計し競う、「オンテクト(非接触)オールスターレース」を実施します。その結果によりMVPも選ばれ、MVPを予想し的中したファンにはプレゼントが送られるイベントも予定されています。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

7日は試合がなく、あす8日はコヤンヒーローズ(キウム2軍)との2軍戦が予定されています。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が1試合の結果です。

◇9月7日(月)の結果

・ロッテ 12- 6 LG(プサン)

 勝:パク セウン

 敗:イ ミンホ

 

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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