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ヒットは2回の2本だけ ワンチャンスを生かしてハンファが連敗脱出<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
決勝2点タイムリーのカン・ギョンハク(写真:ハンファイーグルス)

16日の韓国KBOリーグは全5試合が17時開始で行われました。

ハンファ生命イーグルスパークのハンファイーグルス-サムスンライオンズはハンファが3-2で勝利。

ハンファの3得点は2回裏、7番オ・ソンジン選手の左中間へのタイムリー二塁打と、2番カン・ギョンハク選手のライトへの2点タイムリーヒットによるもの。この回のハンファは3つの四死球でためたランナーを、2本のヒットでホームへ迎え入れました。

ハンファはこの試合、この2本のヒットだけでサムスンに勝利しています。ハンファの先発ワーウィック・サーポルト投手は6回3安打2失点で6勝目(9敗)。

敗れたサムスンの先発ウォン・テイン投手は2回を除き、無安打無得点で7回まで投げましたが敗戦投手になっています。

ハンファの連敗は4でストップ。サムスンの連勝も3で止まりました。

◆「インチョン、プサンも無観客に」

チャムシル、コチョク、スウォンの3球場が再び無観客試合に戻ったのに続き、インチョンも今週火曜日からの6連戦を無観客に。プサンサジク球場は8月中の試合で観客を入れないことを発表しました。政府による新型コロナウイルス感染拡大による、ソーシャルディスタンスの警戒段階引き上げを受けての決定です。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

8月13日に登録抹消になっています。次の2軍戦は18日(火)のハンファイーグルス戦です。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が全5試合の結果です。17日は試合がありません。

◇8月16日(日)の結果

・トゥサン 1- 4 KT(チャムシル)

 勝:ソ ヒョンジュン

 敗:ユ ヒグァン

・ハンファ 3- 2 サムスン(テジョン)

 勝:サーポルト

 敗:ウォン テイン

・KIA 8- 5 SK(クァンジュ)

 勝:ヤン ヒョンジョン

 敗:ピント

・ロッテ 3- 6 キウム(プサン)

 勝:キム サンス

 敗:チャン ウォンサム

・NC 5- 6 LG(チャンウォン)

 勝:イ ミンホ

 敗:チェ ソンヨン

 

⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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