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ロッテ先発全員安打で大勝 3年目捕手も一発で勝利に貢献<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
3ランを放った捕手のナ・ジョンドク(写真:ロッテジャイアンツ)

15日の韓国KBOリーグは北部の2試合が雨天中止となって3試合が行われました。

プサンサジク球場のロッテジャイアンツ対ハンファイーグルスはロッテが11-5で大勝。ロッテは先発全員となる16安打を記録しました。

ロッテは2回に6番ミン・ビョンホン選手が6号2ラン、4回には4番のイ・デホ選手が14号ソロ。そして打率1割台中盤の8番ナ・ジョンドク選手が今季2号となる3ランを放ち、点差を広げました。

今季のロッテは主に3選手が捕手を務め、現在の登録は2人。その中で最も多くマスクをかぶっているのがナ・ジョンドク選手です。しかしロッテはバッテリーミスが多く、ここまでの暴投の数はリーグワーストの90に上ります(NPBのワーストは西武の49)。

ロッテは捕手への風当たりが強くなっている中で、この日はナ・ジョンドク選手がバットで勝利に貢献。ナ・ジョンドク選手は7月2日以来のヒットがホームランとなりました。

◆「最下位争い、ゲーム差が広がる」

9位ロッテが勝って10位のハンファが敗れたため、両チームのゲーム差は2.5に開きました。16日もプサンで両チームの対戦があります。

以下が3試合の結果です。

◇8月15日(木・休)の結果

・トゥサン 中 止 LG(チャムシル)

 勝:

 敗:

・キウム 4- 3 NC(コチョク)

 勝:キム サンス

 敗:カン ユング

・KT 中 止 サムスン(スウォン)

 勝:

 敗:

・KIA 6- 7 SK(クァンジュ)

 勝:ソーサ

 敗:イム ギヨン

・ロッテ 11- 5 ハンファ(プサン)

 勝:キム ゴングク

 敗:チャン ミンジェ

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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