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SKハ・ジェフン(元ヤクルト)29セーブ目 リーグ1年目最多記録更新<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ハイファイブを交わすハ・ジェフン(左)とロマック(写真:SKワイバーンズ)

13日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

インチョンSK幸福ドリーム球場で行われたSKワイバーンズ対サムスンライオンズは4-1でSKが勝利。SKは序盤のリードを先発のムン・スンウォン投手が7回1失点で守り、9回をクローザーのハ・ジェフン投手(元ヤクルト)が2つの三振を奪ってゲームを締めました。

この日のハ・ジェフン投手は普段の直球主体の投球ではなく、スライダー、カーブ、フォークを織り交ぜた投球内容でした。

今季50試合目の登板となったハ・ジェフン投手は29セーブ目。2002年にチョ・ヨンジュン元投手(当時ヒョンデ)が記録した28セーブを上回り、KBOリーグ1年目での最多セーブ記録を更新しました。

SKの球団記録は2003年のチョ・ウンチョン元投手、12年のチョン・ウラム投手(現ハンファ)が記録した30セーブで、ハ・ジェフン投手は球団記録更新も目前に迫っています。

◆「サムスンの新外国人投手、初登板」

サムスンはこの日登録された新外国人ベン・ライブリー投手が、SK戦でKBOリーグ初登板初先発。5回を投げ9つの三振を奪いましたが、被安打5、7つの四死球を与えるなど4失点で負け投手になっています。

◇8月13日(火)の結果

・LG 8- 7 キウム(チャムシル)

 勝:コ ウソク

 敗:ハン ヒョンヒ

・SK 4- 1 サムスン(インチョン)

 勝:ムン スンウォン

 敗:ライブリー

・ハンファ 2- 10 NC(テジョン)

 勝:イ ジェハク

 敗:パク チュホン

・KIA 2- 5 トゥサン(クァンジュ)

 勝:イ ヨンチャン

 敗:キム ギフン

・ロッテ 6- 5 KT(プサン)

 勝:キム ウォンジュン

 敗:キム ジェユン

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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