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ブリガム(元楽天)好投の2位キウム、サムスンに3タテで貯金20に<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
今季8勝目のジェイク・ブリガム(写真:キウムヒーローズ)

18日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。

コチョクスカイドームで行われたキウムヒーローズ対サムスンライオンズはキウムの先発ジェイク・ブリガム投手(元楽天)がサムスン打線を6回3安打1失点に抑えて、7月に入り自身負けなしの3連勝で今季8勝目を挙げました。

キウムは同一カード3連勝。59勝39敗の貯金20の2位という成績を残し、首位SKとは6.5ゲーム差でオールスターブレイクに突入しました。

キウムはチーム打率がリーグトップの2割8分3厘。打点はリーグ唯一の500点台(511)です。そのうちジェリー・サンズ選手が86打点を挙げリーグトップ。キム・ハソン選手が3位の72打点を記録しています。

◆「これまでより長いオールスターブレイク」

18日でオールスター戦前の公式戦が終了。19日のフューチャーズオールスター戦、20日のオールスター戦を挟んで、公式戦は来週26日(金)に再開します。

例年のオールスター休みは4日間でしたが、今年は7日間と長くなっています。これは、現場サイドからオールスター戦に出場した選手の休養と競技力向上のため、オールスター休みを伸ばして欲しいという要望があり、韓国野球委員会(KBO)が受け入れた形となっています。

各チームここまで90数試合を戦い、144試合中、3分の2を終えました。終盤戦もポストシーズン進出をかけた順位争いが続きます。

以下が全5試合の結果です。

◇7月18日(木)の結果

・トゥサン 4- 7 KT(チャムシル)

 勝:アルカンタラ

 敗:イ ヨンチャン

・キウム 5- 1 サムスン(コチョク)

 勝:ブリガム

 敗:ウォン テイン

・SK 5- 12 LG(インチョン)

 勝:チャ ウチャン

 敗:イ ウォンジュン

・ハンファ 4- 7 NC(チョンジュ)

 勝:フリードリック

 敗:アン ヨンミョン

・KIA 3- 6 ロッテ(クァンジュ)

 勝:ラリー

 敗:ヤン ヒョンジョン

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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