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イ・デウン(元千葉ロッテ)またも強運 降板後にチームリーダーが逆転V弾<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
逆転3ランを放ったパク・キョンス内野手(写真:kt wiz/初報から差し替え)

13日の韓国KBOリーグは全5試合が17時からのナイトゲームで行われました。

テグサムスンライオンズパークでのサムスンライオンズKTウィズはイ・デウン投手(KT)が今季4度目の先発登板。この日も5回を持たず3点のビハインドで降板するも、6回に味方が逆転しKTがそのまま勝利。イ・デウン投手に勝ち負けはつきませんでした。

イ・デウン投手はこの日も味方のエラーをきっかけに初回に失点し、その後はボールが先行する場面が目立ちました。内容は4回1/3を投げ97球、被安打5、四死球5。失点3、自責点は2でした。

4回にはかつてカブス傘下で共にプレーした1歳年下のイ・ハクチュ選手にソロアーチを喫しています。

試合はイ・デウン投手が降板した後の6回表、KTは6番のパク・キョンス選手が無死二、三塁でセンターへ逆転の3号3ランホームラン。この回5点を挙げたKTがそのまま逃げ切って勝利しました。

パク・キョンス選手はイ・デウン投手の前回7日の登板でも逆転の決勝アーチを放ち、イ・デウン投手の負けを消しています。イ・デウン投手の成績は変わらず0勝1敗です。

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以下が全5試合の結果です。

◇4月13日(土)の結果

・LG 5- 2 トゥサン(チャムシル)

 勝:チン ヘス

 敗:ユ ヒグァン

・キウム 5- 3 ハンファ(コチョク)

 勝:チェ ウォンテ

 敗:キム ミンウ

・SK 4- 6 KIA(インチョン)

 勝:ヤン スンチョル

 敗:キム テフン

・サムスン 3- 5 KT(テグ)

 勝:チュ グォン

 敗:イ スンヒョン

・NC 7- 5 ロッテ(チャンウォン)

 勝:チャン ヒョンシク

 敗:ク スンミン

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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