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キウム、初回イ・デホに3ラン喫するも、高卒2年目の巨漢の一発で勝利<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
7回裏、勝ち越しソロを放ったキム・スファン(写真:キウムヒーローズ)

15日の韓国KBOリーグのオープン戦は2試合が雨天中止となり、3試合が行われました。

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コチョクスカイドームで行われたキウムヒーローズロッテジャイアンツの対戦はロッテが先制。1回表、1死一、三塁で4番のイ・デホ選手がレフトへオープン戦第1号の3ランホームランを放ち3点をリードしました。

キウムの先発キム・ドンジュン投手は初回に3点を許すも、その後はロッテ打線に得点を許さず、4回を投げ被安打5、失点3でマウンドを降りました。

3点を追うキウムは5回裏に2本の二塁打と相手投手の暴投で3-3の同点にすると、7回裏、途中守備から入ったキム・スファン選手がライトへ勝ち越しの1号ソロホームラン。この一発が決勝打となってキウムが勝利しました。

身長180センチ、体重100キロ、長距離砲として期待される高卒2年目のキム・スファン選手。昨季は一軍出場なく、この日の一打は首脳陣への大きなアピールとなりました。

以下が全3試合の結果です。

◇3月15日(金)のオープン戦

・キウム 4- 3 ロッテ(コチョク)

 勝:イ ボグン

 敗:ク スンミン

・LG 中 止 トゥサン(LGイチョン)

・ハンファ 2- 8 SK(テジョン)

 勝:ソ ジンヨン

 敗:ソン ウンボム

・サムスン 1- 3 NC(テグ)

 勝:ユン ガンミン

 敗:チェ チュンヨン

・KIA 中 止 KT(クァンジュ)

⇒ 2019年 韓国プロ野球オープン戦日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可と、スポーツ朝鮮からの記事協力を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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