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元ロッテのイ・デウン、韓国初登板は4回5失点<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
KIAとのオープン戦でKBO初マウンドに上がったイ・デウン(写真:KTウィズ)

14日の韓国KBOリーグのオープン戦は全5試合が行われました。

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クァンジュで行われたKIAタイガースKTウィズの対戦は、KTの先発マウンドにKBOリーグ初登板となるイ・デウン投手(29)が上がりました。

イ・デウン投手は初回にいきなり4連打で3点を喫するなど、4回を投げ、打者22人に対し被安打9、失点5という投球内容でした。試合は5-9でKTが敗れました。

米マイナーリーグから2015年に千葉ロッテ入りしたイ・デウン投手は、その年、主に先発として9勝を挙げ、11月のプレミア12では韓国代表として日本との準決勝で先発登板しました。韓国に帰国した2017年から約2年間は兵役に就き、その間は警察野球団に所属。2軍リーグでプレーしました。

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KTには昨年9月の新人ドラフトで自由指名の実質トップにあたる2次指名1ラウンドで選ばれ入団。イ・デウン投手は先発投手として期待されています。

以下が全5試合の結果です。

◇3月14日(木)のオープン戦

・キウム 8- 3 ロッテ(コチョク)

 勝:アン ウジン

 敗:トンプソン

・LG 2- 13 トゥサン(LGイチョン)

 勝:フランコフ

 敗:イム チャンギュ

・ハンファ 5- 3 SK(テジョン)

 勝:チャド・ベル

 敗:ダイクゾーン

・サムスン 4- 6 NC(テグ)

 勝:キム ヨンギュ

 敗:チェ チェフン

・KIA 9- 5 KT(クァンジュ)

 勝:ハ ジュンヨン

 敗:イ ジョンヒョク

⇒ 2019年 韓国プロ野球オープン戦日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可と、スポーツ朝鮮からの記事協力を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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